『バタフライエフェクト3』 | エンタメジャンキー記録。映画、マンガ、小説など消費したソフトの感想。

『バタフライエフェクト3』

ここでの蝶の羽ばたきが、どこかで台風を起こす原因になる

事象の因果律、その不確定性を唱えるカオス理論をテーマに

最愛の女性の死という悲しい現在を回避するために、過去へタイムスリップして事象を変えようとする男の話

それが映画『バタフライエフェクト』の一作目


2は、1の数年後の設定で主人公の時間移動能力に一応の裏付けがあった

内容は1の焼き直し、劣化コピー程度の印象だったがまあそこそこ楽しめた


が、今回の3に至っては

これはもはやバタフライエフェクトではない

まるで別の作品だ

1は過去の日記を読めばその時点の自分に戻る

2は過去の写真を見ればその時点の自分に戻る

それぞれタイムスリップの条件があり

その制約ゆえにドラマティックな展開が生まれていたが

3では

氷風呂に入って体温低下→PCと脳波を接続(ということなのか?)→PCに設定した時間にタイムスリップ

しかも時々この条件じゃなくても過去に行ける

…って、なんじゃそりゃ!わけが分からない!

過去のある時点の自分にタイムスリップするのではなく、場所の指定までできてしまうなら

それはもう超能力で

じゃあ何でもありって事だ

無理に設定をこねくり回して、肝心のリプレイものの醍醐味を損なってしまっている

ストーリーもチープ極まりないし

無意味なセックスシーンや無駄なスプラッター描写


製作される必然が皆無な続編にして、非常に残念な駄作