牛尾菜

月末の非常事態を潜り抜けた私はやはり水族館へ。途中NHKの記者さんから打ち合わせの電話が入る。取材日は結社の全国大会初日だが、お受けすることにした。



道の駅で慌ただしく買い物、入浴を済ませ帰宅。頂き物のシオデを茹で、細雪に持って行く。常連さんと春の味覚を味わう。

「いや～！これこそ春の味覚だよね！」

シオデはアイヌ語のシュオンデから来ていて、漢字では牛尾菜と当てる。

サルトリイバラ科のツル植物で、味はアスパラガスに似ているが少し苦味があってそれが旨い。「山菜の女王」「幻の山菜」などと呼ばれる。ソデコ、ショデコ、ヒデコとも呼ばれ、秋田民謡の「ヒデコ節」は有名だ。

はしご酒でコスモポリタンへ。すぐに酔いが回り早めに帰宅。

名人戦第五局は森内名人防衛。やはり封じ手の段階では羽生三冠の攻めが空振りのようで、早めの終局だった。

翌日、二日酔いの私は仕事から帰ると昼前まで眠った。禁酒中にすっかり酒に弱くなったようだ。

午後はしあわせプラザで学習会。終了後合唱団長と喫茶店へ。

夕方、スーパーに買い物に出掛ける。米びつも冷蔵庫もすっからかんだったため、自転車に積み切れないくらいの分量になってしまう。

同人のKさんの二稿を本人を交えて添削。四首にはOKを出したがあと一首はやり直しをお願いした。