虎落笛

朝、仕事の終わり頃に18年前阪神大震災の起きた時間になり、その場で黙祷する。昨年この日に詠んだのは、震災連作「虎落笛」のタイトル歌。

三十回忌十七回忌一周忌教訓生かせず虎落笛吹く

午前、印刷屋さんから電話。こちらのFAXの調子が悪く校正を送れない由。調べると紙詰まり。ゲラの分量が分量なので再送をお願いするのも気が引け、バスで直接店に出向いて校正。赤ペンを入れ無事印刷に回す。

帰宅して発送用封筒の宛名書き。これは25日の歌会での作業をスムーズにする配慮。二時間しかない歌会は有意義に使いたい。

バスに乗り新町へ。成田本店でペンの替え芯を買い、アウガに行きITコーナーで原稿の打ち出し。昨日纏めた30首は館内の男女総合参画センターにて、波止場の人数分コピーする。

また、啄木コンクールの詠草を原稿用紙に転記、隣のサンフレンドビル内にある郵便局で小為替を購入、意を決して応募に踏み切る。投函時はさすがに手が震えた。出す前から落選はわかっていても。

結局今日もモヤヒルズへは行けず、私はまちなかおんせんへ。昨日の執筆で神経が高ぶり眠れなかった私、サウナで身体を温めた後小一時間サマーベッドで仮眠。

洗い場で気付いたが、左のふくらはぎに大きな内出血。痛みはない。おそらく仕事での打撲だろうが転倒しておらず記憶にない。肝硬変の悪化の可能性も捨てきれない。だとしたら年貢の納め時とも言える。

バスにて帰宅。明日からの出張準備を終え、ジム・ビームのハイボールで晩酌。気になることは服装。とりあえず東京の気温をチェックする。

郵便受けには土屋文明の「憶良と旅人」。万葉集研究の副読本だ。