今日は国際啄木学会盛岡支部の例会。私は会長と参加。車内で私は会長の未発表論文二本に校正を入れる。
鹿角~滝沢では雨も降ったが、予定通り盛岡到着。イオンモール内のらあめん花月嵐で昼食後、アイーナへ。
岩手と言えば啄木と賢治。今回の話題は両者の関わりを両者の作品に表れる「電信柱」から解明すると言う内容だった。
一方日記解読は明治39年4月24~28日と29日、啄木が渋民の代用教員になった頃。小説「雲は天才である」執筆前夜であった。実際にここから80日間、日記は途絶えている。自らの小説通りに教員生活が終わる所、いかにも啄木らしい。
ちなみに日記読解の参考書として私は啄木学会副会長池田功氏の「啄木日記を読む」(新日本出版社刊)を事前に読んで臨んでいた。
提出された参考文献を伺いながら、個人的に実作者の観点からの感想を。岩波の啄木全集別冊、伊藤左千夫による啄木「悲しき玩具」評は、アララギの写生歌に欠けている面を啄木に見出だしたことを率直に述べている点、好感が持てた。私の作歌上の留意点(「波止場」会員にも常々指導していた)がまさにそれだった。
ちなみに左千夫の弟子である土屋文明の啄木評(新詩社の残滓と言う表現)は若干辛口。とはいえそれは啄木そのものより「模倣者」に向けられたものではあるのだが。
終了後、私は名刺がわりに出来立ての「美映」2号を配布。啄木風三行書き句読点あり(ただし私は横書き)は好評であった。

(岩手山SAの啄木碑。「故郷の山に向かひて~」)
帰宅したのは19時。明日の県短歌大会席題のイメージトレーニングをしながら夕食。
先日のエピソードを持ち出すまでもなく、私の歌は選者の目には間違いなく留まるが賛否両論で評価は極端。宿題がどれだけの点数を取ったか未知数だけに、上位入賞は明日の席題に掛かっているようだ。
鹿角~滝沢では雨も降ったが、予定通り盛岡到着。イオンモール内のらあめん花月嵐で昼食後、アイーナへ。
岩手と言えば啄木と賢治。今回の話題は両者の関わりを両者の作品に表れる「電信柱」から解明すると言う内容だった。
一方日記解読は明治39年4月24~28日と29日、啄木が渋民の代用教員になった頃。小説「雲は天才である」執筆前夜であった。実際にここから80日間、日記は途絶えている。自らの小説通りに教員生活が終わる所、いかにも啄木らしい。
ちなみに日記読解の参考書として私は啄木学会副会長池田功氏の「啄木日記を読む」(新日本出版社刊)を事前に読んで臨んでいた。
提出された参考文献を伺いながら、個人的に実作者の観点からの感想を。岩波の啄木全集別冊、伊藤左千夫による啄木「悲しき玩具」評は、アララギの写生歌に欠けている面を啄木に見出だしたことを率直に述べている点、好感が持てた。私の作歌上の留意点(「波止場」会員にも常々指導していた)がまさにそれだった。
ちなみに左千夫の弟子である土屋文明の啄木評(新詩社の残滓と言う表現)は若干辛口。とはいえそれは啄木そのものより「模倣者」に向けられたものではあるのだが。
終了後、私は名刺がわりに出来立ての「美映」2号を配布。啄木風三行書き句読点あり(ただし私は横書き)は好評であった。

(岩手山SAの啄木碑。「故郷の山に向かひて~」)
帰宅したのは19時。明日の県短歌大会席題のイメージトレーニングをしながら夕食。
先日のエピソードを持ち出すまでもなく、私の歌は選者の目には間違いなく留まるが賛否両論で評価は極端。宿題がどれだけの点数を取ったか未知数だけに、上位入賞は明日の席題に掛かっているようだ。