「真夜中にふと目がさめて/わけもなく泣きたくなりて/蒲団をかぶれる。」(石川啄木)

薄氷張る朝。昨日の暴風雨で損壊した家屋を傍らに見ながらの配達。トタン屋根が捲れ上がり、あちこちに飛散している。また、ヨドコーがまるまる倒れ、飛散防止のためユンボに虎ロープで括り付けられていたりもした。

朝陽を見たくて途中、合浦公園に立ち寄った。100羽程度居た白鳥は三分の二くらいになった。私が到着するとタイミング悪く、朝陽は雲に隠れてしまう。帰宅後の朝食は豚汁とご飯。

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明け方にはそれなりに良かった天気も、ご近所の集金を終えた10時30分以降、湿った吹雪になった。昼まで炬燵で石川啄木「悲しき玩具」を読む。

「やまひ癒えず、/死なず、/ 日毎にこゝろのみ険しくなれる七八月かな。」(石川啄木)

昼食はお茶漬けと切り干し大根、油揚げの味噌汁。掃除洗濯や部屋の片付けをしているうちに、空は晴れた。

日曜版を受け取りに行き、帰りがけ浜町のヤマイシで買い物をして帰宅。風はやはり冷たく、時折強さを増す。

夕飯はレバーの生姜煮、切り干し大根、ネギ味噌ご飯。BGMはポールの「ドライヴィング・レイン」。