朝起きたら、目を疑った。膝を遥かに超える新雪。

Chaos and Creation in the Backyard

慌てて飛び起き、交通・気象情報を収集。今日は宣伝車の審査で青森警察署まで行かなければならない。青森まではR4を約40km、封鎖されれば代替路はない。

幸い東風による春雪で、青森側の積雪はさほどでもない。どうやら通行できそう。

審査は13時。その前に事務所用のアナログテレビに取り付ける地デジチューナーを購入しに、野辺地町へ。雪の方角に向かう格好、進むほどに雪は深くなった。帰着してすぐにセットアップ。

県内の三八・上北地方に大雪警報発令。津軽は注意報止まり。念のため1時間早く11時に狩場沢を出る。路面はバンピーかつスリッピー、ノロノロ運転でようやく中間地点の浅虫温泉。

いつものフードコートで、コーヒーブレイク。少し気持ちを落ち着け、オフィスに向かう。後方には数台、他陣営も走行している。

12時30分、オフィス着。明日から使用する物品を積み込み、自宅近くの警察署へ。市内も濡れ雪が吹き付け、かなり見通しが悪い。

現地から電話。土屋バイパスが事故渋滞、交通情報を確認してから平内町に戻るよう連絡あり。

通常ならものの10分もかからない審査だが、悪天候が災いして何と1時間半かかる。私と師匠、駐車場でずぶ濡れ。ようやく青森市を出発したのは、15時だった。

事故渋滞は断続的に起きているが、何とか無事に土屋バイパスを抜ける。

ここで文芸コンクールのSさんから電話。運転中と言うのに長電話され、しばらく停車を余儀なくされる。本来私はノータッチであるはずの案件を依頼される。

事務所に帰ると、今度は用件先のYさんからの電話。高齢で耳が遠く、埒が開かない。一旦電話を切り、Faxにて用件を送信。

実は我々、この時配布物の誤植訂正(4000枚)の真っ最中。その都度手を止めるのは、告示前日には痛い。結局一日何も口に出来なかった。21時30分作業終了。腱鞘炎の右手、激痛。やむなく禁じられている鎮痛剤を使用。

周囲には常々、月内青森市に戻れないから帰宅前提の用件には応じない旨伝えているのだが、このお二方だけは一切お構い無し。しかも私の管轄外。苛立ちが募る。やむなく着信拒否。

期間中事務所の管理は私。清掃、ゴミ出し、洗い物。今日は眠る暇がない。雪は止んだが、再び事務所の窓は塞がった。