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配達の自転車はスタンドなしで立っている。一晩でどれだけ降ったのか…。今日は恐らく寒波のピーク。大坂町や藤田組通りの通行は難儀した。

一旦帰宅して会議出席。目の前の空き家が屋根雪の重みで潰れ掛けていて、気が気でないのだが、所有者不明で手を出せない。旧市街地の空洞化も深刻。

会議終了後横山町のオフィスに寄る。市議団長に合浦地区の除雪依頼を入れ帰宅。午前中3時間会議に出ただけで水道は凍った。熱湯を掛けすぐに復旧したが、何せ最寄りのバス停もこんな感じ。昼でも氷点下5度。積雪は117センチ。

Chaos and Creation in the Backyard
(旧税務署通り、教育会館前。最寄りのバス停は雪に埋没している)

110年前のこういう日に第五聯隊は八甲田山中で遭難した。実際八甲田山の城ヶ倉~沖揚平間は今日通行止になっている。

軽く食事を摂り、合唱団の総会へ。途中家主代理から電話あり、屋根の雪下ろしが金曜日に入る由。会議とバッティングするが、家が潰れたら困る。幸い会議場は二ブロックと近いから、その都度往復するしかなかろう。

ついでに家主代理から会長と文学教室の素案をまとめてくれと依頼を受ける。隣で歌っていたので、総会後打ち合わせをする。28日の合評会に素案を提出することにした。

方針や団員の考え方が噛み合わず、合唱団総会は30分オーバー。私はかなりビジョンに隔たりがあるため、あまり発言しないように努めた。

21時、合唱団長の車にて帰宅。車は凍結・圧雪路面で度々尻を振る。青銀本店で気温を確認すると氷点下7度。こういう凍れは青森市では年に数日。太平洋側内陸部のように氷点下10度を割ることは殆どない。比較的温暖な土地柄なのだ(…と書いたら氷点下10.2度まで下がった)。

青森の問題はとにかく雪。除・排雪が間に合わないくらい降り続く。幸い夜には空は晴れて月も見えている。旧税務署通りは雪を満載したダンプが連なっている。海に棄てるためだ。

Chaos and Creation in the Backyard

連載中の「震災日記」に関する資料「津波てんでんこ」を読み耽る。この本は震災直後ベストセラーになったが、著者の山下文男氏自身は入院先の陸前高田市で被災、症状を悪化させ先般逝去された。