いつものように早朝配達。終了後朝食を摂り、迎えの車で待ち合わせ場所へ。8時青森発、滝沢村到着は11時。

Chaos and Creation in the Backyard
(ちゃぐちゃぐホール正面)

ゲネプロを兼ねたレコーディング。終了後先輩からおにぎりを頂き昼食。全体合唱の練習を挟んで開演は15時。

本番よりゲネプロの方がむしろ良い演奏だった気もするが、是非もないこと。16時終演、交流会の行われる八幡平ロイヤルホテルへ。

Chaos and Creation in the Backyard-110702_1704~010001.jpg
(八幡平から見る岩手山)

岩手山 秋はふもとの三方の 野に満つる虫を 何と聴くらむ
(石川啄木)

外輪山の夜明け方
息吹きも白み競ひ立ち
三十三の石神に
米を注ぎて奔り行く
雲のわだつみ涸なして
青野うるうる川湧けば
あなや春日のおん帯と
もろびと立ちてをろがみぬ
(宮澤賢治)

学生時代、良く諳じた。親友は賢治に憧れ教職を辞し、岩木の麓に畑を拓いた。私が現在啄木会に携わっているのも、何やら因縁めいている。

到着後交流会の時間まで温泉でのんびり。単純硫黄泉だが、むしろ浅虫温泉より硫黄臭は弱く、快適な印象。

余興では紙ふうせんの「時の流れ」を歌う。交流会には被災地志津川の仮設住宅からデュオも登場。今回の震災でも数多くの歌が生まれ、全員で「負けないみんなで一歩ずつ」を歌った。

Chaos and Creation in the Backyard

会場前のロビーに飾られていた短冊。私たちの歌でどれだけ勇気づけらるかはわからないが、津波で何もかも失った中残るのも歌だと思う。

Chaos and Creation in the Backyard-110707_0846~01.jpg

会場を私の宿泊部屋に移して青森県代表の二次会。終了後1時まで入浴してから就寝。