大寒。19時現在の積雪は81センチ、気温氷点下3度。外は午後から猛吹雪。細越地区では、雪降ろし中に女性が生き埋めになったという。

話は遡る。当直明け駐車場の雪かき、日曜版の梱包・発送作業などで昼まで掛かる。横山町のオフィスから栄町の事務所に師匠の車で(さすがに自転車は無理)移動して、ようやく食事にありつく。

今日は造道地区のビラ撒き。傍らには身の丈を遥かに超える雪山。轍、雪薮、圧雪、落雪、地吹雪。歩きにくさ最上級。カチカチになった踵が裂け血が吹き出し、靴下を真っ赤に染める。完徹のため疲れもピーク。とはいえこれで飯を食ってるんだから、泣き言は言わない。

14時30分現地解散し、近くのフラワー温泉やえだ店に飛び込む。サウナと炭酸泉を往復し冷えと筋肉痛をほぐす。体脂肪計に乗ると私の身体年齢は24歳。日頃身体を鍛えて来た成果はきちんと出ているし、だからこそ激務にも耐えられる。

バスが遅延し17時にようやく事務所に戻る。再び執務と雪かきに入り、18時夕食。19時事務所を閉める。

歩いて5分の我が家だが、アパートの通路は吹き溜まり。雪かきに延々30分以上費やしようやく部屋に辿り着く。ここまで来ると雪も暴力。

昨夜水抜きを忘れたまま当直に出た。水道の凍結が不安だったが何とか免れていた。記事を書き出すと轟音と共に屋根雪が落ち、肝を冷やす。

22時、積雪はついに93センチ。明け方には1mに達する。まだたっぷり1ヶ月以上、こんな日が続く。