頂上は、一応浅虫温泉方面と山口方面に僅かに展望はあるが、そこは里山の常、一面の大パノラマとは行かない。特に一番葉が繁っている時期でもあり、せいぜい谷地山が見えた程度。

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(写真は浅虫温泉方面)

山頂はウツボグサの群落。これが見られただけでも、来て良かったと思う。

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下山。266mピークから平内の旧増田集落(廃村)を経て、山口集落に下りるルートもあるが、距離は倍で笹も煩い。よって来た道を戻る。目標時間は16時30分。

慎重に急坂は下りたつもりだったが、一回ズルッと滑って尻餅。足が攣ったが、マムシと熊が恐いのですぐ立ち上がり、競歩なみの高速歩行で四阿のある登山口広場へ戻る。

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(煤川園地に設置されていた「熊出没注意」の看板。昨日は清水川で出たばかりだった)

広場からは整備された道。ここからは来た道と分かれ、アジサイロードを経由して煤川園地へ。下りの石段が延々続く。スピードは出るが、脚のダメージも「ドン、さらに倍」(By大橋巨泉)。

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彫刻公園では、ヘビのモニュメントがお出迎え。人里に出てホッとしたのも束の間、目の舗道をシュルシュル横切るアイツ…。オイオイ実物も居るんかい!畑仕事をしていた農家の方が、

「この辺りは温泉で地熱が高いから、年中いるよ」

と笑っていた。スグリの実を一房もらい、のんびり食べながら温泉街へ。しみじみ旨い。
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その足で源泉公園へ。まずは脚の痙攣対策。足湯の先客は卵を茹でていた母娘連れ。足湯は混浴(笑)、話が弾む。

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隣でコーヒー用に温泉水を汲み、ゆ~さ浅虫のフードコートわさもへ向かう。これはすみれ荘の看板娘(写真は再掲。昨日は撮影失敗)。

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到着は16時30分(下山に約1時間10分掛かった)。いつものお姉さんの顔を見たらホッとした。何か和む人だ。

「コーヒー下さぁい、ホットで!」




展望浴場で再度足が攣り、しかものぼせる。ロビーでポカリスエットとサプリメントを飲んだら、ケロリと治る。ちなみに体重は2キロ減。この程度の登山でこれだけ減るのは、最近身体が絞れていない証。

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涼んでから終バスにて帰宅。冷蔵庫に冷やしておいたオリオンビールが旨いのなんの。これじゃ元の木阿弥か?身体は少々くたびれたが、精神的にはかなり回復したようだ。自然にはパワーがある。


ちなみに浅虫温泉は7月17~18日(つまり週末)、恒例のねぶた祭りである。当日またリポートする。動画は去年の模様だ。