当直の朝。今日は横山町のオフィス周辺が都市ガス工事のため、ガスが使えず。うちはガスメーターが何故か押し入れの奥にあり、朝からゴソゴソ荷物を掻き出し、思わず埃で噎せる。

まあ定期点検だから是非もないが、隣のそば屋はどうするのだろう(プロパンなら良いが…)?ここは官庁街。もし臨時休業になると、界隈の公務員さんの一部が、昼食にあぶれてしまう。

工事状況を日勤者に引き継ぎして、内科クリニックで風邪薬を出してもらい、帰宅。

ここのところの疲労の蓄積か、今まで反応しなかった薬(カロナールか葛根湯)に反応して、顔や鼠径部に熱感を伴う薬疹発生。たかが風邪でもこの体たらく。どうやら今日は一日自宅で静養しかないようだ。

ヤフオクの落札状況を確認。「タッグ・オブ・ウォー」(1982)200円、「パイプス・オブ・ピース」(1983)800円。
ライブ音源のブートが4枚1200円。こちらはPAT口座から支払い。

「プレス・トゥ・プレイ」(1986)以前のポールの旧譜は、現在青森市内では中古ですら販売している店はなく、勤務シフト上、東京で買い付けの時間が取れない私は専らヤフオク頼み。

一応ポールの全作品は、ロシア製のMP3CDでまとめて聴いているが、ポールファンとしてはきちんと正規盤で購入しておきたい。古くからのファンと違い、我々の世代が彼の全作品を追いかけるには、お金と根気、そして深いリスペクトが必要。

ここ数年は予想メソッドも確立し、馬券の回収率も良く(今年も700%台。100%超えは7年連続)、コレクションの進み具合もスピードアップ。

しかしこの間大量に本(20冊)とCD(20枚)を買い込んだため、またもや部屋が手狭に。ビートルズとビーチボーイズ関連のCDだけで軽く300枚以上はあるのだ。

折を見てまた片付け作業を再開しなくては。J-POPのCDは、ハイファイセットと小比類巻かほる以外全て売却予定。DVDは不織布にケースを変えれば、スペースが3分の1くらいにはなるだろう。居住性の維持が当初からの片付けの目的だ。

服薬後、ベッドでうとうと。薬の効き目か、じわじわ汗が。暖まると薬疹で痒いのが辛い。

北日本は颱風以降寒気が下がったままのため、風邪引きが多い。県内は肺炎による高齢者の死亡が相次ぎ、昨日はいつもの二倍の人数が「お悔やみ」欄に載った。

さて昼過ぎ起き出して、インスタントラーメンを啜りながら新聞チェック。食欲がないとは言え、これでは体力的に持たない。明日は肉でも食いに行くか。

さて昨日の会議の内容は、明日の新聞に詳しく載るので、今日は簡単に感想を。

東京選挙区は定数5のうち民自民公の順までは既に確定している。民主か自民を押し退け5番目に入るつもりなのだろうが、民主党政権瓦解までは手堅く比例の増票のみに専念すべきでは?たった一期(6年)待てば充分な情勢ではないか…。

さて紙面に戻ると、将棋新人王戦は「振り穴王子」広瀬五段が優勝。
第二局は得意の相穴熊ではなく、師匠勝浦九段譲りのヒネリ飛車を採用して83手で中村(太)四段に快勝。早速棋譜を並べる。

ヒネリ飛車(縦歩取り戦法)には、棒金戦法または玉頭位取りが有力で、横歩取り▲2三歩型同様、仕掛けた側が勝ちにくいとされる戦法だけに意外だった。

中村(太)四段は銀冠に組み、すんなり広瀬五段に▲5八金左から石田流本組を許した所を見ると、もしかして初めて指されたのかも知れない。後半は一方的な内容になってしまった。

従来の縦歩取りの定跡手順とされている△3四歩▲3六飛△3三金は、悪形だけに一目後手には指しにくいが、後々△2五歩が利く(▲2七歩がほぼ絶対)。先手のハゲ美濃は弱く、玉頭の位を取った後手がやや有利というのが現在の定説なのだ(詳しくは「米長の将棋」参照のこと)。

さて今日から竜王戦が開幕。そういえば挑戦者の森内九段も勝浦門下。今日は角換わり腰掛け銀の新型。私も得意戦形だけに目が離せない内容だ。

世界遺産の比叡山延暦寺での開幕戦。立会人は福崎九段、解説は杉本七段、聞き手は村田女流(智弘五段の妹)。

森内九段の▲6六銀が新手。飛車先交換を甘受し、厚みを生かして右四間へ。一目先後が逆に見える。

前例のない展開だけに、今日は渡辺竜王はしっかり受けに回るだろう。うまく二枚の歩越し銀に空を切らせば、竜王にもチャンスが回る。

さてBSは熱海で行われている囲碁名人戦の中継に切り替わる。張名人はカド番、優位な井山挑戦者にフルエが出るかが見所。

今日の立会人は山城九段、解説は蘇八段、聞き手はインストラクターの稲葉禄子さん。17時32分、定刻前にあっさり名人が81手目を封じる。手数はやはりハイペース。左上隅は白の井山挑戦者に有利なワカレだが、右下隅で張名人がやや盛り返した感じ。

しかしいつ見ても観戦子の内藤女史は仕事熱心。昨年の前夜祭でもご一緒したが、片時もノートを手離さない。プロの観戦記者たるもの斯くあるべしと感嘆した。

味噌汁と納豆ご飯という修行僧ばりにあっさりした夕食後、銀河戦の▲伊藤(真)対△石田戦の棋譜並べ。ゴキゲン中飛車対右銀急戦だが、石田九段の巧妙な指し回し(特に△8八と)が印象深かった。NHKの名解説者としても、指導者としても高名な石田九段だけに、感想戦もわかりやすくて、我々アマ低段者には非常に助かる 。

一通り18日の練習を終え、再び臥床。今日から大会まで禁酒番屋。ようやく疲労は抜けたので、明日は外出出来そうだ。公共料金の支払い、雑貨や調味料などの欠品の買い出し、竜王戦と名人戦の研究もあるので、多忙な一日だ。

体力的に余裕があれば、金曜日はほたる湖周辺でウォーキングをしたり、馬場山~煤川ルートも登れるだろう。

今回も体調をしっかり整えて、海の幸大会へ出場したい。B級なら体調次第で4日のように上位進出も十分可能だ。

「24」ではR1700~1800前後に定着できたし、しっかり大会で実績を積んで来年までに三段昇段、A級復帰・定着を目指したい。大振りパンチの一発屋と言う評価から脱し、居飛車・振り飛車とも中盤での柔軟で精密な指し方を身につけることが、今後の課題。

なお月末は紅葉の八甲田山へ。ロープウェイから田茂萢岳山頂~毛無岱~酸ヶ湯ルートの山行予定である。