
今日は二ヶ月ぶりの大会でした。予想通りというか、朝から腹痛に悩まされ、会場入りはギリギリになりました。大会の時は薬は飲みません。指せなくなってしまうからです。

会場は青森駅前にある「フェスティバルホール・アウガ」です。着いてから気付いたのですが、「七つ道具」である扇子を忘れたようです。相変わらずの「わすれものばんちょう」っぷり。
さて、受付を済ませると、千刈クラブ同門のJ二段の姿。「決勝戦で会おう」と挨拶。談笑しながら抽選を待ちます。すると予選リーグ一回戦は、J二段でした。思わず顔を見合わせました。やりにくいなあ…。手の内を知り尽くした同士ですし、間違いなく「イビアナ対コーヤン流」の指定局面になっちゃうよ。
で、やっぱりそうなりました。J二段の駒組の不備を衝いて、私が先制。駒得を重ね、優勢を拡大していきます。しかし、時計が(今日は25分切れ負け)気になりだしてから、急に失速。攻めを切らせば勝ちの局面で自陣に金気を投入しすぎ、ことごとく質駒にされて逆転負けでした。
感想戦後、館内の「ヴィレッジ・バンガード」へ。次の相手の対局が終わるまでに、気持ちを切り替えます。帰りがけ100均で扇子を購入。安物だけど、ないよりはマシ。
二回戦は八戸支部の方。四間穴熊には得意の右四間銀冠。快調に攻め、飛車を素抜いた時点で大楽勝ムード。あとは決めるだけ、角成りが実現すれば必至…、というところで今度は守備を手抜き過ぎて手数が逆転。穴熊は遠いので、自玉が必至ではなすすべなく、投了。誰もが予想外の予選敗退。J二段も、本戦で無念の時間切れ負け。またもや千刈クラブ勢は全滅。二人とも、苦手の時計に悩まされるのは相変わらず。
「対局時計買おうぜ…」「そうだな…」
「でも、休場前の将棋よりは断然いいよ」と言われても、13連敗はさすがに凹みます。二人でクラブへ報告に。師匠、昼間から出来上がっています。
「あれ?早かったな?マグロ(商品)は?」
「すいません、同士討ちしました。身欠きニシンで勘弁を…」
で、記念品の身欠きニシンは、師匠のスーパードライのつまみになってしまったのでした。
「とりあえず、今日の対局、並べてみろ」おそるおそる並べる二人…。師匠、私のずっこけた時点でビールを吹きました。
「相手が羽生でも勝てるだろ、こりゃ…。「ココセ」というか「盤上最悪手」を選んで指してどうするんだ?。特訓だ」
…ということで、今まで指していまして、春フェスを見ている時間がなく…。明日も特訓が待っています。

当初今日の映像でお届け予定だった「花嵐桜組」の演舞は、去年の「YOSAKOIソーラン」からどうぞ。
さて、かくいう私、土曜には再び大会。「10日の大会、とりあえず予選突破が目標だぞ」