たった今、昨日のA級順位戦最終局の録画を全て見終わりました。

落ち着いて見ることが出来なかった15時から18時の中盤、インターネットの棋譜スレッドでしか見られなかった23時から今日1時30分の終局までの5時間30分丸々です。

5面同時に変化手順含めて並べるのは、仕事明けにはさすがにキツいですね(笑)。

私の録画ミスで、1時31分からの29分が切れましたが(汗)、1時15分あたりには最後の深浦王位対丸山九段戦が終局したので、大勢に影響なしでした。

印象深かったのは、谷川九段対鈴木八段の夕食休憩直後。銀交換から△5五銀で押さえ込み、優勢を確立したはずの鈴木八段が青ざめました。

何と▲9三桂成の空成り&タダ捨て!△同香で9三への桂跳ねを消すと、何と玉頭が受かりません。鬼手炸裂です。

おそらく「次の一手」で出されても、絶対に解けません。控え室で気が付いたプロがいなかったんですから!

勝又六段「入力間違いかと思った」

やむなく鈴木八段は4筋からの攻め合いに託すも歩切れ。銀桂得になどの谷川九段が一転勝勢になりました。

久々に谷川将棋の神髄を見た思いがしました。

さて、順位戦から離れて昇段の話です。

阿久津六段、朝日杯の優勝により、特例で七段昇段です。むしろ遅いくらいでしょうね。