我が家の「スマイル」ブートは、一番早い時期に出されたLPがあり、高校生時分は西新宿で20000円くらいしたと思います。でも既発の曲は全て「スマ・スマ」バージョンでガッカリしたものです。

当時新たに見つかったとされた音源は、「ワームス」、「偽トーンズ」(ホリデイズ)、「ジョージ」、「ファイア」、「オールド・マスター・ペインター」程度。

初期ブートにありがちなミスで、マイルス・デイビスの曲を混ぜていたり、「英雄と悪漢」の一部を「バーンヤード」と間違えていたり、突っ込み放題の代物でした。音も最悪でした。

1993年にキャピトルがビーチボーイズの30周年記念ボックス(GVボックス)をリリースし、その2枚目後半に一部の曲が発表されるや、ブートCDもレア音源を含めてリリースラッシュになりました。音質の良さを競い出したのも、この頃ですね。

うちにあるのは「スマイル・エラ・アウトテイクス」「メイク・ア・スマイル」「セカンドエディション」とレーベル不明のものが1枚。計4枚のCDがありました。

最近、安くなった有名どころも手に入れました。「アンサパ16」(おそらく最高傑作)、「デラックスエディション」の二つ。しかしデラックスエディションは音源をいじりすぎていて幻滅しました。

しかし、ブートにいくらかかったか、皆目思い出せません。考えるとちと恐いです。