相矢倉になった本局は、後手番渡辺竜王が急戦矢倉(「将棋世界」付録で阿久津六段が解説した形)を選択。
渡辺竜王は△3一玉~△6二角の新構想を見せ、羽生名人の2筋交換を咎め、早くも優勢確立。飛車先連打から飛車取りが受けづらい。受けるなら▲2六歩で謝るか▲5九銀くらいしかないが、7筋に先攻されたら矢倉は跡形もなくなるだろう。羽生名人の玉が6九のままというのも、飛車が打ち込まれると寄りなのでかなり痛い形。
△6二角を見て長考に沈んだ羽生名人が結局封じたが、有効な指し手を見つけるのは容易ではなさそうだ。控え室の予想は▲4六角か▲6八角。時間の消費も激しく、竜王とは2時間以上差がついた。
もしアマの対局なら投了級。おそらく明日は早い終局となるだろう。ちなみに私の予想は▲5九銀。受け将棋なので…。
渡辺竜王は△3一玉~△6二角の新構想を見せ、羽生名人の2筋交換を咎め、早くも優勢確立。飛車先連打から飛車取りが受けづらい。受けるなら▲2六歩で謝るか▲5九銀くらいしかないが、7筋に先攻されたら矢倉は跡形もなくなるだろう。羽生名人の玉が6九のままというのも、飛車が打ち込まれると寄りなのでかなり痛い形。
△6二角を見て長考に沈んだ羽生名人が結局封じたが、有効な指し手を見つけるのは容易ではなさそうだ。控え室の予想は▲4六角か▲6八角。時間の消費も激しく、竜王とは2時間以上差がついた。
もしアマの対局なら投了級。おそらく明日は早い終局となるだろう。ちなみに私の予想は▲5九銀。受け将棋なので…。