先程、二ヶ月あまりに亘った中村真梨花女流初段の指導対局が終局。

私の中飛車穴熊対先生の三間飛車という最新型の相振り飛車戦。

この型は、最近出された杉本昌隆七段の「相振り革命最先端」に詳しい。

中盤、先生の端攻めが決まり、穴熊は木端微塵。しかも飛車が捌けず、先生圧勝かと半ば諦めモードだったが、私も端攻めを絡めて攻め合いに持ち込んだ。

終盤、先生の飛車を追いながら中央を破り、端からの詰めろが入り、結果は私の逆転一手勝ち。最後の最後で飛車が使えた(5八のまま不動だったが)。対女流棋士三勝目である。

詳しい棋譜は明日。

良く考えたら、勝ったのは全て相振り飛車。私は生粋の振り飛車党だが、対抗型よりむしろ相振り飛車が勝率が良いようだ。

おそらく端攻めがうまくなったのだろう。相振りを勝つ一番の基本は端攻めなのだ。

最近逝去された五十嵐豊一九段の連載講座が、ようやく身に着きつつある。そういえば掲載していた「近代将棋」は、連載終了間もなく休刊したのだった。

仕事がらみのトラブルでかなりヘコんでいた私にとって、いい起爆剤になるか。

来週の朝日アマ、勝てると良いが…。