今週の対局(再放送)は弘大の五十嵐先生と、谷川治恵女流棋士会長の平手戦。解説は師範の行方尚史八段。先生と同郷の弘前出身だ。

私は在学時、将棋部ではなかったので、顧問の五十嵐先生の指導は直接受けたことはない。ただ、同じ人文学部なので講義は受けたことがある。

私はろくに講義に出ず、代返ばかり(笑)だったが、先生には可愛がってもらった。良い思い出である。今では大会の会場で世話になっている。先生は私が将棋を指すことを、最近までご存じなかった。

先生は地元紙のアマ対局の解説も時折されている。

さて今回のお好み対局は予想に反し矢倉戦だが、先生は四手角模様から銀矢倉。なかなかクラシカル。温厚なお人柄と専門の哲学そのままの手厚い棋風。私は矢倉は苦手なので、なかなか参考になる。