さて、私は連戦予定だった明日・あさっての大会の出場を、明日の大会一本に絞ることにした。13日に百石に行くのは、体力的・精神的に持たないと判断した。
明日は主催棋戦の地区大会。受付や運営をしながらの対局になる。緊張しいの私にとっては、対局前に雑事に追われるほうが、気がまぎれるだろう。
昨年はクラス別とはいえ、準優勝。上々の復帰戦だった。しかし、その後の成績は2勝17敗と不甲斐ないものになり、厳しさと同時に屈辱感を強く感じた一年でもあった。
とはいえ、萎縮していたら負けるのは当たり前。自分のホームゲームだ、やるしかないさ。
明日の対局についてあれこれ思案しながら今月の「将棋世界」を読んでいた。最後の編集後記に、私が先月の「永世名人特別認定」で指摘した、出題ミスについて触れられていた。(過去記事参照)。要は中原十六世名人の出した問題の二問目、どこへ逃げようが自玉は詰んでしまうのだ。10月号の問題を参照されたい。
とりあえず、自分の読みは正しかったことを知り、少し安心。緊張せずその力が明日発揮できれば。
これから何局か並べて休む。外は夕方また雹が降っていて、気温は9度。風邪を引かないように、気をつけて臨みたい。眠れないのは仕方がなかろう。
体の震えが止まらない。対局の前夜は、死ぬほど恐くて辛いものなのだ。