今日9時より静岡県熱海市「あたみ石亭」にて第四局が行なわれている。黒番は井山八段。

タスキ型布石、張栩名人の右下隅の三々、左上隅の「秀策のコスミ」はやや古風な着手に映る。呉清源・木谷實時代の「新布石」も確かこういう感じだった気がする。

開始1時間でたった12手、かなりゆったりした立ち上がりだが、もはや前例のない形だ。

本日は女流本因坊戦第二局も行われている。黒番は鈴木歩三段。開始1時間でこちらは45手まで進行している。