桜子先生には、お返事がてら特別に私の「競走馬論」を。
先生以外の競馬ファンの方にも、ご一読願えれば。
辛口なコメントですが、競馬というものの本質を理解していただければ、書いた意味もあるというものです。
今の時代、みんな三連単ですから、枠連の買い方を知らない人が多いのかもしれませんね。
おそらく先生のところに「21点買ってるから失格」というアピールが数件来たのだと推測できますが(笑)。
もし同枠含みなら、「1-総流しに1-1を追加」と普通書くじゃありませんか。
ディープインパクト以来、ファン層が幼稚になっていると感じます。
地方競馬専門の古いファンのぼやきです。
さてブロッケン、戦前の予想(「競馬予想TV!」)通りの不吉な結末でした。
元々脚の外向した馬ですし、あの馬場では…やむを得ません。
最近は近親配合&傍流血統の排除によって、虚弱な馬が多すぎるんです(気性も同様)。
昔のタケシバオーのように、1200から3200、芝もダートも、連闘も可能な馬が出てきて欲しいです。
ラガーチャンピオンは12連闘(中一週置いてさらに8連闘)しても平気だったんですよ。
アラブですが、タマツバキは82キロ背負って毎週走り、それでも無敵でした。
今の競走馬は明らかにおかしいのです。
私の持論は、「競走馬に休みは不要」なんです。せめて月に一度以上は走って欲しい。
世論がおかしくなったのは、「オグリの連闘論争」「サンエイサンキューの田原発言」以来です。
ファンが馬を可愛がりすぎです。過剰な動物愛護と思っています。
結果として草食動物の「肉食獣から逃れるために走る」生態自体を否定することになった。私はそれが恐いのです。
それはファンのエゴでしかなく、動物愛護ではないと思っています。
今の競走馬は自然分娩すら出来ません。もはや生物として不完全な存在なのです。
それを認識しながら競馬を見ていかないと、競馬そのものが滅亡すると思っているのです。
偏った血統を改善し、馬場を柔らかくし、連闘も利くように賞金を引き下げる。
ファンを巻き込んで競馬界全体が取り組まなければならない問題だと思っています。
無論、反論もあろうかと思います。私はそれを否定しませんが、「競馬と動物愛護は対極の思想である」ということだけはご理解いただきたいと思います。
さて安田ですが、やはり私はウォッカを買わずに当てる方法を模索します(笑)。
ただし、私は本来ウォッカはファインモーション的な気性の勝ったマイラーだと思っていますが。