競馬の予想をそこそこに、今日は早く寝ようかと思っていた。


当直とはいえ、今日は月末の仕事も終わり、大してやることもない。


しかし、ふと点けたテレビの画面に、私は強制的に一年前にタイムスリップさせられることとなった。


一年前の5月27日のことだった…。


「君がいない」。


やっぱりさびしいね。もう逢えないのが、新曲を聴けないのがくやしいや。


「Don’t You See」。


私は明日、「風が吹き抜ける街へ」生きている証を探しに行く。


でも、私は君を「もう探さない」。