ネット対局のリーグ戦も佳境である。

前半体調不良や採用した新戦法の失敗がたたって11連敗。ラス争いの真っ只中だが(笑)、ようやく持ち直したようだ。

前回のネット大会は早指し戦で、10勝6敗(対女流プロ戦含む)だったから、いかに不調だったかわかろうものだ。

今日終局した将棋で、中盤に飛車を素抜かれた将棋があった。その後も攻めてはいたが、切れ筋であった。諦め半分だったが、投げ切れずに指し続けていた。

100手を超えた所で、相手が詰め損って、こちらがトン死を食らわせて大逆転。

粘ってどうにか勝ちをものにした(恥ずかしいので棋譜は載せられない)。

別に囲碁将棋ばかりでなく、諦めなければ何かあるもののようだ。

不利になると、淡泊に投げる傾向のある私には、いい経験となった。

うちのブログのタイトルは、将棋の矢内女流名人の扇子から取っているが、「戦いは最後の五分間にある」ことを身をもって知る対局だった。

もう一戦も何とか無事に押し切った。通算5勝目(17敗)。

取りあえずあと六番対戦が残っている。内容は相変わらずひどいが、何とか三番は勝勢に漕ぎ着けた。あとはかなり不利な状態だが、まだまだ粘る余地がある。

何とか勝ち星を二桁に乗せて、ラスから抜けてリーグ戦を終了したい。

ちなみに今日現在のネット月間成績は、オープン戦含めて20勝30敗、道場では1勝8敗。

良くもまあ、負けたものだ。初段昇段後、ついに勝率が五割を切ってしまった。

来月こそは勝ち越したい。あとは、今度こそ対女流プロ初勝利だ。�