今週の裏解説第199回 L’Arc～en～Ciel「NEXUS 4」 | FM岩手 釜石支局
2月24日放送の特集コーナー「釜石市ラグビーこども未来基金」の後に流した曲は、
L’Arc～en～Ciel（ラルク・アン・シエル、以下ラルク）「NEXUS 4」でした。
改めてラルクのプロフィールを紹介。
現メンバーはhyde（Vo）、ken(Gt)、tetsuya(ba)、yukihiro(Dr)。1991年に結成。バンド名はフランス語で「虹」を意味する。94年7月にメジャーデビュー。96年にシングル「flower」「Lies and Truth」がヒットするが、97年に当時のドラマー・sakuraが逮捕され一時活動休止（sakuraはその後脱退）。同年10月にシングル「虹」で活動再開。12月には東京ドームで復活ライブを行う。98年から2000年まで怒涛のリリース＆活躍で一気に日本を代表するロックバンドへと駆け上がる。この時期の代表曲といえば「winter fall」「HONEY」(’98)、「HEAVEN’S DRIVE」「Driver’s High」（’99）、「STAY AWAY」（’00）など。TV出演、紅白歌合戦にも出演し、ライブも精力的に行う。99年には安比高原特設ステージで2日間にわたってライブを繰り広げた。2001年からの活動休止期間中メンバーはソロ活動を行い、2004年に活動再開。その後もソロ活動を並行しながらラルクとしての活動を続けている（2004年以降は2～4年のインターバルでアルバムを発表）。この頃から日本だけでなく世界でもライブを精力的に行っている。2012年にはアメリカ・ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで（当時）日本人ミュージシャンの単独公演を実現。
「NEXUS 4」は2008年8月に発売のシングル。作詞はhyde、作曲はtetsuya。「STAY AWAY」「READY STEADY GO」などを手がけているtetsuyaらしい疾走感あふれるメロディアスなナンバー。タイトルの「NEXUS 4」。NEXUS＝絆という意味で、4はラルクのメンバー数を示している。同曲は2012年2月に発売されたアルバム「BUTTERFLY」＝写真＝に収録。そういえば、アルバム「BUTTERFLY」のテレビCMで、木村カエラのヒット曲「BUTTERFLY」のMVが流れるという型破りな企画（高レベルの駄洒落CM）がありました。そう、ラルクはそういったおちゃらけな一面もあるのです。2000年の朝日新聞には、何故かゴルゴ13に扮したメンバーのイラストとともに見開き広告で掲載されたこともありましたな。
エフエム岩手釜石支局 千葉東也
【コラム・第8回CDショップ大賞2016の入賞作品について】
全国のCDショップ店員の投票だけで選ばれる「CDショップ大賞」。
「行かなきゃ 会えない 音がある。」というスローガンのもと、メジャーやインディーズを問わず、CDショップの店員が個人的な嗜好に偏る事なく、店頭から全国に向けて発信出来るような“ブレイク”が期待される“本当にお客様にお勧めしたい”CDアルバム作品を選出するものです。8回目となる今回は、2015年に発売されたアルバムの中から一次、二次ノミネート（全20作品）を経て、2月18日に8作品が入賞作品として選ばれました。
以下、入賞作品です（発売順。リンク先は以前、裏解説で紹介したものです）。
Acid Black Cherry 「L-エル-」（2月25日発売）
大原櫻子 「HAPPY」（3月25日発売）
米津玄師 「Bremen」（10月7日発売）
WANIMA 「Are You Coming？」（11月4日発売）
水曜日のカンパネラ 「ジパング」（11月11日発売）
back number 「シャンデリア」（12月9日発売）
大賞作品は3月9日（水）に発表されます。
どのアルバムも素晴らしい作品なのですが、大賞となると、米津玄師または星野源でしょうか（個人的にはceroが受賞してほしいけど・・・）。
参考までに、過去の大賞作品は下記の通り。
第1回（2009年） 相対性理論 「シフォン主義」
第2回（2010年） THE BAWDIES 「THIS IS MY STORY」
第3回（2011年） andymori 「ファンファーレと熱狂」
第4回（2012年） ももいろクローバーZ 「バトル アンド ロマンス」
第5回（2013年） MAN WITH A MISSION 「MASH UP THE WORLD」
第6回（2014年） マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」
第7回（2015年） BABYMETAL 「BABYMETAL」
【3月9日 追記】
準大賞はWANIMA 「Are You Coming？」と水曜日のカンパネラ 「ジパング」、
大賞は星野源「YELLOW DANCER」に決定。
