2016年臼澤みさき新春インタビューあけましておめでとうございます。放送6年目に突入した釜石やっぺしFMを今年もよろしくお願いします。1月6日の放送は新春恒例、大槌町出身の歌手・臼澤みさきさんのインタビューをお送りしました。みさきさんの新春インタビューは2013年から毎年行っており、今回で4回目です。2012年7月、中学2年生(13歳)でシングル「故郷(ふるさと)~Blue Sky Homeland~」でメジャーデビュー。その年の日本有線大賞と日本レコード大賞の新人賞、日本ゴールドディスク大賞「ベスト演歌/歌謡曲・ニューアーティスト賞」を受賞しました。2年前から盛岡市に移り住み、学生生活と歌手を両立させながら2015年も大活躍のみさきさん。2015年は、7月から東北地方や東京での初のツアーを開催(11月には台湾で行われた岩手観光PRイベントの一環でライブを開催)。作品は4月にシングル「SHINE north」、5月にアルバム「SHINE north」、8月にリカットシングル「鳥になりたい feat.江崎とし子」を発表しました。インタビューは昨年12月18日、盛岡市某所にある事務所で行いました。今回はチバ☆と大坂が担当したのですが、1年ぶりに会ったみさきさんは、前髪短めのロングストレートヘアー。紫のモフモフしたセーターに、グレーのスカート姿で、昨年のインタビュー時よりさらに大人っぽくなっていました。インタビューでは、2015年の印象に残っている出来事や初のツアーの感想、東北6県の祭りを題材にしたアルバム「SHINE north」の制作エピソードなどをお聞きしました。ちなみに、盛岡に移り住んでから本を良く読むようになり、最近は綿矢りさの「蹴りたい背中」を3回読んだそうです。好きな音楽は元ちとせで、そこから派生して元さんのルーツである奄美大島の民謡などを動画サイトで見て、奄美の民謡の歌いまわしを勉強しているそうです。そして、インタビューをしながら内心思ったこと。「みさきちゃん、なまってますよ」そう、過去のインタビューではほぼ標準語で行っていたのだが、途中から大槌訛りが混じっていることに気づいてしまった。みさきさんによると、「標準語でしゃべっていると、自分がどこをしゃべっているかわからなくなったので、いつも通り(訛って)しゃべろうと思ったら、普通にスムーズに話せるようになった」とのことです。放送では泣く泣くカットしましたが、デュエットについても聞きました。リカットシングルの「鳥になりたい」では江崎とし子さんと、「太陽と月の詩」では同じ事務所のRicoさんとデュエットしています。デュエットの良さについてみさきさんは「一人で歌っている時とは違った安心感がある。自分の声と相手の声が合わさった時の表現が広がる感じが面白い」と話していました。今後のスケジュールですが、2月17日にシングル「花は咲く」をリリース。震災復興支援ソングとして、これまで多くの歌手が歌ってきた曲です。みさきさんバージョンはどんな曲に仕上がっているのか楽しみです。そして、釜石市鈴子町で1月16、17日に行われる「かまいし冬の味覚まつり」にも出演します。みさきさんの出演は17日(日)午後2時30分~です。今年もみさきさんの活躍に期待大です。TEXT&PHOTO BY チバ☆