11月4日に放送した釜石市の新名産品「釜石かまだんご」。9月17日に市内で発売され、同月に行われたいわて特産品コンクールで「いわての物産展等実行委員会会長賞」に入賞しています。
同商品を開発した釜石振興開発のかまいし特産店店長・下河原繁夫さんに開発の経緯をお聞きしました。


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釜石地域では昔からおやつなどで食べられているかまだんごは、草を刈る鎌の形に似ていることから名付けられた。地域や各家庭によって味付けは若干変わるが、基本は黒砂糖やクルミ、味噌などをもち粉や小麦粉入りのもちで包み、茹でてできあがり。釜石市内では橋野町の産直や道の駅、一部のスーパーで購入可。食べ慣れていないと、溶けた黒砂糖がこぼれてしまう(笑)。とはいえ、朝作ると、夕方には皮が固くなってしまい、賞味期限が短いという欠点がある。


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産直などで売られているかまだんご


下河原さんは土産品として提供&食感を再現しようと、食べやすい丸型の一口サイズにして食べやすさを追求。平泉町の菓子会社・松栄堂(ごま摺り団子が有名)に製造を委託。4回の試作を経て冷凍商品として「釜石かまだんご」が完成。なお、原材料に釜石産の藤勇醸造のみそと釜石鉱山の仙人秘水を使用。食感は実際のものよりなめらかで、クルミの歯ごたえも残している。美味。


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釜石かまだんごは、8個入りが756円、16個入りが1458円(どちらも税込み)。1~2時間常温で解凍してからが食べごろ。商品は釜石市鈴子町のシープラザ釜石内のかまいし特産店、甲子町の道の駅釜石仙人峠のほか、インターネットでも購入可能。


そして、同社からの提供で「釜石かまだんご」(16個入り)を5名様にプレゼントします。詳細はこのブログ、または11月の釜石やっぺしFMの放送をチェックして下さい。


Text&Photo by チバ☆