7月29日放送のコーナー・釜石商工高なぎなた部の後に流した曲は


ナオト・インティライミ「Brave」でした。


naotobrave



1979年三重県生まれ、千葉県育ち。


2003年頃から約1年間、世界一周の旅に出て、現地の音楽と祭りを体感。帰国後、サッカーを通じてミスター・チルドレンの櫻井和寿と知り合い、ツアーにコーラス&ギターで参加。


2010年にシングル「カーニばる?」でメジャーデビュー。以後コンスタントにシングルやアルバムを発表し、ライブも精力的に行う。


「Brave」は2011年4月に発売された5枚目のシングル=写真=。プロバスケットボールリーグ・bjリーグの仙台89ERSのオフィシャルサポートソングに起用。


♪誰かと比べる必要なんてない/キミはキミのままでいいんだよ♪


などの歌詞で描かれている肯定ソング。



ちなみに、インティライミとは、インカの言葉で太陽の祭りという意味。


ライブはマスト激盛り上がりです。行ってみたい。


6月10日には初のベスト盤「THE BEST!」が発売。同曲も含めCMなどに起用された15曲を収録。必聴。




エフエム岩手釜石支局 千葉東也



【コラム・今週の一枚 RHYMESTER「Bitter, Sweet & Beautiful」】


rhymester


2013年の「ダーティサイエンス」から約2年ぶり、レコード会社を移籍してから初のアルバム。7月29日発売、全14曲収録。


以前、今週の裏解説で書き記したブログはこちら。


RHYMESTER「The Choice Is Yours」



2010年のアルバム「MANIFEST」以降、さまざまなトラックメーカーと曲を作っているが、今回のアルバムで活躍しているのはMC、トラックメーカー、DJのPUNPEE(パンピー)。現在TBS系(IBC)で放送中の「水曜日のダウンタウン」のBGMを担当。アルバムの「Kids In The Park」「SOMINSAI」などのトラックを手がけ、ラップでも参加。(SOMINSAIって曲は奥州市にある黒石寺蘇民祭のことね)。


荒くて雑多なサウンドが特徴的だった「ダーティサイエンス」と対照的に、「Bitter, Sweet & Beautiful」はピアノやバイオリン、ギターなど上モノのループが使われた優しく美しいサウンドが耳に残る。インタビューによると、本人達はA・O・R(アダルト・オリエンテッド・ラップ)と表現しているようだが。そして、一つの物事を対極的な独特の視点で捕らえた宇多丸&Mummy-Dのリリックも更に磨き上げられている。「Beautiful」~「人間交差点」の流れは、半端無くアガる。


誇り高く生きるとはどういうことか?と改めて考えさせられる渾身の一枚。ちなみに、彼らの解答はアルバムのラストナンバー「マイクロフォン」に込められている。