5月20日のエンディングは、


棚からひとつかみ(by 山下達郎)で選んだ


KOKIAの最新アルバム「I Found You」(3月18日発売)から


タイトルナンバー「I Found You」を流しました。



kokia


 


KOKIA(コキア)と一風変わった芸名。実は本名を逆から読み、ローマ字表記にしているそうです。


小さい頃からピアノで曲を作り、3歳からヴァイオリンを始め、学生時代は声楽を学び、大学在学中の1998年にシングル「愛しているから」でデビュー。99年に発売された3枚目のシングル「ありがとう…」は国内外でも大ヒットとなる。以降もコンスタントに伸びやかな歌声とクラシックをベースにした爽やかな曲を発表。これまで11枚のオリジナルアルバムを発売。



今回流した「I Found You」。 意味は、あなたを見つけた。


 


♪君が僕を見つけた/それとも僕が君を見つけたの/I found you


という歌詞で描かれているように、女性目線で描かれた出会いの歌詞です。


「好きだよ」「愛している」じゃなく


♪一緒に歳をとってゆけたら どんなにステキだろう


って好きな人に言われたら、ギュッとくるでしょ。クルでしょ。



実は、KOKIAの楽曲をしっかり聞いたことがなかったのですが、


今回のアルバム「I Found You」=写真=。


涙腺が崩壊するぐらいとても素晴らしいアルバムです。


全11曲収録で、人生や出会いをテーマにしたコンセプトアルバムとなっており、


ジャケットも生命の象徴である樹木が描かれています。


もう一つのタイトルナンバーとも言える1曲目の「Family Tree」。


この世に生まれてからの事を思い出しながら、生きることの意味を再確認する5曲目の「オギャーと生まれて」。


サッチモことルイ・アームストリングに思いをはせて、世界を肯定する8曲目の「Dear Armstrong」。


♪なんて無力だろう、 と弱さを肯定した上で♪それでも生きてく と言い切る強さが込められた11曲目の「無力と知った日」。



特に女性にお薦めしたいアルバムです。できれば1人で、歌詞を噛み締めながらじっくり部屋で聞いてほしい。




エフエム岩手釜石支局 千葉東也




【おまけ the telephonesの話】


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釜石やっぺしFMでも何度か取り上げているロックバンド、ザ・テレフォンズ(シンセのノブの親戚が釜石におり、ドラムの誠治の実家も釜石)。


ご存知のように、彼らは2015年以降、無期限の活動休止を宣言しました。


今年3月には釜石市のシープラザ遊で10-FEET、BRAHMANとともにライブを行いました(詳細は釜石やっぺしFMのライブリポート こちら を参照)。



5月8日の「ミュージックステーション」では「Monkey Discoooooo」を生演奏しました。TVの前でテンション上がったのは私だけではないはず。



あす5月21日には日本武道館で今年唯一のワンマンライブ「武道館DE DISCO」を開催。


盛り上がるだろうな。行きたかったな。でも行けないので、後で音楽ニュースのサイトでライブリポートをチェックするのだ。



で、実は、私勘違いしていました。



武道館ライブで活動停止すると思っていました。



違いました。



ワンマンライブは武道館のみで、活動は今年いっぱい行うということでした。



なので、武道館後も全国各地のフェスに出演するようです(LUNA SEA主催のフェスやROCK IN JAPAN FESTIVALとか)。フェスに出まくる2015フェス番長に決定です(勝手に)。なので、ひょっとしたら岩手のフェスに出演する機会があるかも(盛岡市のいしがきミュージック・フェスティバルとか)。期待しましょう。



写真は3月の釜石ライブ終了後、取材時にチバ☆が撮影したものです。