4月26日(日)、JR東日本の釜石線で運行される観光列車「SL銀河」の出発式が


釜石市鈴子町のJR釜石駅ホームで行われた。


JRや釜石市の関係者らが出席し、2年目の運行を開始したSL銀河の出発を祝った。


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前日25日(土)は花巻駅で出発式が行われた。花巻駅と今回の釜石駅での出発式の進行を務めたのは、元岩手めんこいテレビのアナウンサーで現在エフエム岩手の「Posh!」月曜担当の千葉絢子さん。



午前10時20分過ぎ。


出発式に先立ち、南部藩壽松院年行司支配太神楽(なんぶはんじゅしょういんねんぎょうじしはいだいかぐら)による踊りが披露される中、多くの乗客がSL銀河に乗り込み、内装や外装の写真を撮っていた。


主催者を代表して東日本旅客鉄道株式会社の嶋誠治盛岡支社長が「昨年は4月12日から11月30日まで78本の列車を運行し、約12,400人に利用していただいた。今年3月にはホテルフォルクローロ三陸釜石、4月には道の駅がオープンなど、釜石には明るい話題があふれている。釜石を訪れた際はSLを乗っていただき、見に来ていただき、三陸の風景や人情などに触れていただきたい。私たちも安全で安定した運転を行う。これからもSL銀河をよろしくお願いします」とあいさつ。


野田武則釜石市長の代理で、山崎秀樹副市長が祝辞を述べ、嶋支社長や2014年度SL銀河のCMに出演した石川空君らでくす球を割った。


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JR関係者らが横断幕で見送りし、午前10時55分。角谷公博釜石駅長と石川君の出発合図とともに、SL銀河は空高く噴煙を上げ、汽笛を鳴らして出発した。


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SL銀河は、機関車C58 239と旅客車(4両)キハ141系の全5両編成。客車の座席数は176席。列車内装は岩手を代表する作家・宮沢賢治が生きた大正~昭和初期の世界観を描いたガス灯風の照明やステンドグラスなどのモダンな造り。



SL銀河の運行情報は、JR東日本盛岡支社のサイトなどを参照。


釜石駅への確認は電話0193・22・1781 ※この電話で申し込みはできません。


 


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おまけ写真=機関車と客車の連結の瞬間



Text&Photo by チバ☆