2月25日の放送はいかがだったでしょうか。


どうも。


三度の飯よりラーメンが好き!なチバ☆です。



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釜石市の老舗のラーメン店・新華園本店とインスタントラーメンの製造・販売を行っている明星食品がコラボしたカップ麺「新華園本店釜石ラーメン」が2月23日、全国で発売されました。もう食べた人もいますかね。



明星食品は、震災が発生した2011年から復興支援商品として、


東北地方の素材を原材料として使用したカップ麺を毎年販売。


2013年には大船渡市の「大船渡秋刀魚だし黒船」、2014年には黒船と陸前高田市の中華食堂・熊谷による「熊谷×黒船担々麺」を販売しました。



2月10日、盛岡市の岩手県庁岩手県政記者クラブで商品の説明会と試食会が行われ、私、取材に行ってきました(県庁はもちろん県政記者クラブに入るのは初めて)。


釜石市の山﨑秀樹副市長による同市の復興状況の報告に続き、明星食品の担当者が開発の経緯を説明。


社内や得意先から要望が強かった釜石のラーメン店とコラボできないか模索し、昨年9月から企画を進めていたそうです。


新華園本店の店主・西条優度(まさのぶ)さんが明星食品の担当者とのやりとりから商品完成までの道のりを説明。


最初は乗り気じゃなかった西条さんだったが、担当者の熱意に心を動かされ、協力することになった。


さらに、パッケージに西条さんの父である初代店主の西条暢士さんの写真も載せることも了承してもらい、


本格的にプロジェクトがスタートした。


西条さんは明星食品の担当者にスープなどのレシピを伝え、


担当者は試作品を作っては、新華園本店のスタッフが試食して指摘してを繰り返してOKを出したそうです。


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2月10日の記者会見で釜石ラーメンカップ麺をPRする西条さん(右から2人目)ら



スープは、本物の醤油ラーメンの近い、鶏と豚のエキスに、鰹や鯖、煮干しのエキスに加え、玉ねぎと香味野菜の旨味を加えて複雑な旨味を再現。


麺は、本物の麺よりも若干太めだが、程よいコシがある食べやすくスープに馴染むスーパーノンフライ製法の細ちぢれ麺。


かやくは、チャーシュー2枚と小メンマ、ネギが入っているが、本物は厚めのチャーシュー1枚、メンマは長細めになっている。


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これがカップ麺の釜石ラーメン


 


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こっちは店で出している釜石ラーメン


 


で、試食会と発売されてから食べてみての個人的な感想ですが、



本物のラーメンの味に近い。


 


インスタントラーメンのスープの粉臭さがなく、なめらかな味わい。


麺も少し太いかなと思うが、スープと絡めて食べれば違和感はない。


チャーシューとメンマも本物に近づけてほしかったが、そこはないものねだり。


釜石ラーメンを食べたことがある人にも


名前は聞いたことがあるけど、食べたことがないんだよね


という人にもオススメです。



なお、同商品は100万個販売され、


売り上げの一部が釜石市のふるさと寄付金に寄付されます。


なので、カップ麺を食べて釜石を支援することができるんです。


釜石ふるさと寄付金の活用については こちら を参照。




TEXT&PHOTO BY チバ☆