今日は東日本大震災から3年11か月。

 

釜石市では、鵜住居町の鵜住居地区防災センター跡地付近に

木造の「釜石市追悼施設」を設置していましたが、

土盛り工事を行うため、移設されました。

移設場所は、約500m離れた常楽寺の境内の鐘つき堂そばです。

追悼なさる方は、お間違いのないようにお気をつけください。

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移設作業は2月9日(月)から行われたのですが、

作業開始前には、常楽寺の藤原育夫 住職がお経を読み上げ、

集まった遺族や関係者、約50人がお焼香をしました。

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その後、工事業者の作業員が施設の建物自体をクレーンで吊り上げて移設。

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今日、11日から常楽寺の境内で追悼することができるようになっています。

震災前、鵜住居地区防災センターを利用していた小野寺喜代子さんは、

「震災を忘れず、生き残った私たちが伝えていかないと」と仰っていました。

この建物は仮設で今後、2016年度に建設が計画されている

釜石市震災メモリアルパーク(仮称)に整備予定です。


★SHIHO★