【今週の裏解説とは】
釜石支局のチバさん(オルタナティブロック寄りのリスナー、好きなアイドルグループは東京女子流)が、「釜石やっぺしFM」で流した曲の基本情報、解説を書きまくるコラム。2011年6月から毎週更新していたが、今年2月に休止。約9カ月の充電を経て11月5日分から復活。
今回は永遠のアイドル・松田聖子です。
ラジオネーム・赤いひまわりさんからのリクエストで、11/19放送のエンディングで流しました。
1980年「裸足の季節」でデビュー。以後、シングルが大ヒット。多くの楽曲の歌詞を松本隆が手がけ、作曲に当時の日本のポップス界を代表する松任谷由実や財津和夫、大滝詠一、尾崎亜美らが手がけたのも話題になった。
「ハートのイアリング」は、1984年に発売された19枚目のシングルで、作詞は松本隆、作曲はHolland Rose(ホーランド・ローズ)。
誰?と思い調べたら、佐野元春のペンネームだった。
同年、佐野元春はニューヨークで制作しヒップホップの要素も取り入れた革新的なアルバム「VISITORS」を発売しているが、同曲は大滝詠一さんと共演した第2期ナイアガラ・トライアングルのテイストに近い(ストリングスとピアノが印象的)。
90年代には全米デビューも果たし、作詞作曲も手掛けるようになり、アイドルからアーティストへと進化。96年にはシングル「あなたに逢いたくて~Missing You~」が100万枚を突破。ちなみに、女性歌手として日本武道館で100回以上公演を行っているのは彼女のみです(男性歌手では矢沢永吉)。来年でデビュー35年!恐れ入りました。
エフエム岩手釜石支局 千葉東也
【おまけ・今月の1枚】
選曲家でDJでもある橋本徹セレクトの「FREE SOUL」シリーズ。
11/5についに出ちゃいました。
「FREE SOUL ORIGINAL LOVE 90s」!
90年代にオリジナル・ラヴが発売した楽曲の中から選ばれた至極の29曲(2枚組)が収録されています。曲順を見ただけでもオリラブファン歴21年の私はニヤニヤしまくりです。
大ヒット曲「接吻」「朝日のあたる道」「プライマル」はもちろん収録されているし、隠れた名曲の「流星都市」「夜をぶっとばせ」「スキャンダル」「いつか見上げた空に」のほか、長尺の「LOVE VISTA」「青空のむこうから」も。AOR、ジャズ、ワールドミュージック、ポップス、ロック、ファンク、ドラムンベースなどの要素が織り込まれた楽曲を聞くと、田島貴男の天才ぶり、そしてヴォーカルのセクシーさに同姓ながらうっとりしてしまいます。