7月11日の放送はいかがだったでしょうか。

中継は6月23日にオープンした釜石市只越町のみんなの家・かだってから送りました。同家を管理・運営するNPO法人@(アットマーク)リアスNPOサポートセンターの鹿野順一(かの・じゅんいち)代表理事=写真右上=にお聞きしました。


$FM岩手 釜石支局










@リアスNPOサポートセンターは2004年頃、釜石市のまちづくりに関わる目的で設置。地域の問題を解決するため、住民や行政、地域の企業などが連携し、地域住民の思いを吸い上げ、育てる土壌として「思いを実現する力」を生み出すためのサポートを行っています。現在メンバーは100人以上おります。



具体的な活動として、自主的に活動している人や団体を応援するための中間支援的なサポート活動(NPO設置の手続き紹介、資金交付の受付手続き)のほか、釜石大槌地域の復興情報誌「キックオフ」などを発行しています。



みんなの家・かだっては震災前、@リアスの事務所とまちかど交流館かだってが建てられて場所に建設されました。日本を代表する5人の建築家による「帰心(きしん)の会」が建設。同会メンバーで釜石市の復興プロジェクト会議にも関わっている伊東豊雄さんが代表を務める建築設計事務所と建築塾が設計。床面積は67平方メートル。ちなみに、平田の仮設団地にも帰心(きしん)の会のメンバーがデザインしたみんなの家があります(タジン鍋のような白い屋根が特徴)。


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目抜き通り側に広場スペース、ガラス張りの入り口、背後に建物。屋根のあるテラスと壁面はブロック塀で室内は白い壁。ピアノ、手作りの机とテーブル。@リアスのメンバーが釜石大槌地域を撮影した「復興カメラ」の写真が飾られており、飲み物もあり、コーヒーやお茶も飲める。トイレも利用可能。



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この絵はしりあがり寿さんら漫画家と子供たちが描いたものです




同家は、町づくりのワークショップや各種イベントで利用することができます。市内外の方もぜひ立ち寄ってみて下さい。



<みんなの家・かだって>

住所=釜石市只越町1-3-2(同町の目抜き通りと鵜住居方面に進む交差点付近)

オープン時間=午前10時から午後6時まで(土日、祝日は休み)。

利用時の問い合わせ=@リアスNPOサポートセンター、電話0193・22・2421





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