3月11日。
今日で震災から一年。
あの時と一緒で今日は雪と雨。
テレビとかでは11日が近くになるにつれて、震災の特番が増えて来ました。
たぶん今日がピークだと思います。
 
でも、僕はテレビをつけません。
見たくないので。
地元が飲まれる姿も、釜石が飲まれる姿も。
 
それでも、テレビもラジオも復興の前向きな姿も捉えています。
だから僕も前向きに。
後ろを向きたい事もあるけれど、それでも前を見て歩いて生きたいと思います。
 
津波に飲まれた地元も、徐々に前の姿を取り戻そうとしているし、取り戻してる場所もあります。
釜石も仮設商店街が出来て、同じ様な営業は出来ないけど、それでも前に歩いている人は居ます。
 
どっちも僕の地元。
どっちも追い続けます。
どっちも大切だから……。
 
亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。
 
話は急に変わりますが、今日は釜石で行われた『NISSAN あ、安部礼司・いわて出張スペシャル』のリポートをしたいと思います。
 
釜石にあるシープラザ遊で行われた『NISSAN あ、安部礼司・いわて出張スペシャル』
には、県内外から約1400人のファンが集まり、『NISSAN あ、安部礼司・三陸復興スペシャル in いわて釜石』
は大盛況で終わりました。
釜石に出張して来たのは、安部礼司はもちろん、安部(旧姓:倉橋)優、飯野平太、刈谷勇の4人。
4人の出張物語は、この釜石のシープラザ遊の公開収録から始まります。
 
開演から数時間前。
云わば、スタッフの集合時間前から数人のお客様が、シープラザ遊の前に並んでいました。
公開収録があった3月10日は、釜石でも数週間ぶりに寒い日だったし、霙も降っていたので、準備時間だけ中に入ってもらう事に。
 
色々と準備を進め、残りはリハを残すだけとなりました。
しかし、この時点でお客様は結構な人数となっていたので、リハを中止してお客様を中で待って頂く様にしました。
そして、時間が進むにつれ、14時。
1400人を動員して、公開収録は始まります。
 
公開録音は、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで行われた安部博のミニバージョン。
300回以上も放送されている安部礼司には色々なシーンがあります。
安部礼司が倉橋優にしたプロポーズのシーンや、倉橋優と安部礼司が始めてあったシーンなどなど。
今回は、その幾つかのシーンを生で行う演技が披露されました。
しかも釜石バージョン!
 
その様子にお客様たちのテンションは一気にマックスまで上がります。
でも、ステージが始まると一気に静かになり、皆がステージに集中します。
ステージの上では演者がその当時の事を思い出しながら演じ、お客様はそのシーンに引き込まれてしまうと言う状態。
 
ステージの脇で写真を撮りながら見ていた僕も、何時の間にかその空間に引き込まれていました。
何と言うか……、見ているステージが演じられているシーンになっている感じなのです。
上手く言葉に出来ないのですが、演じているシーンが勝手に頭の中に浮かんで来て、ドラマを見ている状態でした。
 
「安部礼司」に関わらず、ラジオドラマ・ドラマCDなど色々とメディアはありますが、その中でもやっぱりこの「阿部礼司」は面白い!!
物語もちゃんと進んでいるし、時間も前に進んでいます。
時間は進まないけど、春夏秋冬だけはちゃんと来る物語もありますけど、この「安部礼司」はリスナーと一緒に時間を進んでるいるドラマかなーって思います。
そんなラジオドラマが目の前で展開されている事実。
そして、言葉だけでそのシーンが想像出来る楽しさ。
会場は一体となって、全てを楽しんでいた気がします♪
 
話を戻してイベントの話。
思い出のシーン釜石バージョンのステージが終わり、大きな大きな拍手に包まれました。
その後は、加藤アナの司会……、実は横浜にある日産グローバル本社ギャラリーでのイベントも総合司会で加藤アナが登場。
今回の釜石のイベントは、そのイベントと同じ様な感じで行われていたのです。
 
キャストトークが終わり、ステージも終わりかなと思われた時、刈谷勇プロデュースの物語が幕を開けます。
実はこの物語は釜石オリジナル。
台本も会場の人達に配られて、皆が見られる様になっています。
 
そこで、今回のステージはお客様もキャストになり、全員でドラマを作ろうと言う事になりました。
まずはステージに居るキャストが、台本を元に演じます。
アドリブなども入りながら見ている訳ですが、カリコとかカリコとかカリコとかキャラがぶれていたり、本番中に後ろから列車の音が聞こえて来て素でキャストが慌てたり、途中で待機中のキャストから突っ込みが入ったりと、色々と面白いのを見れました。
そこで、加藤アナも「岩手から転勤してきた真っ赤なトレンチコートのマーケ(ティング)の加藤」として出演。
飯野曰く、「顔がいい、声がいい、おまけに性格がサイコーに良い嫌味な奴」との事。
そんな加藤の同僚として、会場に居た普通の女の子がステージにあがりました。
 
何故かと言うと、会場に来ていたお客様から同僚の子を探すと言うイベントもあり、その探しだされた子が女の子でした。
ステージに上がった女の子の演技は、普通に上手い。
刈谷もアドリブと言うよりは、素に近い状態で女の子を褒めながら物語を進めていました。
 
そして、一番の盛り上がりを見せたであろうシーンに入ります。
これは、会場のお客様が全て刈谷になってしまうシーンです。
 
簡単に説明すると、「何故か安部家の押入れに居る刈谷→何故か増殖する刈谷→増殖した刈谷が発する言葉→一種のホラー」。
何と言う事でしょう。
ホラーな物語の完成です。
 
この増殖した刈谷こそが、会場のお客様と言う訳です。
面白いホラーな感じになっていますです♪
この公開収録の模様は、FM岩手の特別番組「NISSAN あ、安部礼司・三陸復興スペシャル in いわて釜石」で放送されますのでお楽しみに♪
県外の方もラジコやau、docomoでも番組を聴く事が出来ますのでお時間がある方は聞いてみて下さいね♪
auやdocomoで聴く場合は有料となりますので、各キャリアにお確かめ下さい。
 
またまた話は戻り、ホラーな刈谷のシーンが終わった後は、通常の番組の通り、ほのぼのとした感じで終わりました。
加藤も同僚も最後はハッピーエンドな状態だったし、やっぱり刈谷は刈谷。
礼司と優も……。
 
今は3月12日。
今回のブログは珍しく2日掛かりました。
なのに、書きたい事を纏められてない上に、凄く支離滅裂な文章で本当に申し訳ないです。
 
10日に行われたイベントを一言で言い表すと……。
うん。
言葉が無い(笑)
そんなイベントでした。
 
アフレコの雰囲気を生で見れた嬉しさ、物語の中に一緒になって居れた事、どれも僕に取って大きな一日となりました。
この経験を自分達の番組に生かして行ければ良いなぁーって思います。
全員で笑えるイベントと言うのは、本当に見てるだけでも嬉しくなってきます。
だって、会場で笑えると言う事は、スタッフやキャストを含めて全員が楽しいって事ですよ。
やっぱり嬉しいです♪
 
今も、テーマソングである「The Average Man Keeps Walking」を聴きながらブログを書いていますが、会場に居た人達の笑顔を思い出します。
ステージが終わり、キャストがそれぞれの感想を言っていたのですが、全員の言葉が胸に来ました。
特に刈谷の言葉は泣きそうになっちゃいました。
それだけ、今回の震災について考えてもらって居ると言う事。
本当に嬉しいです。
 
もう、嬉しいと言う言葉しか出てこないので、止めておきます(笑)
そんな訳で、今回のレポートは『NISSAN あ、安部礼司・いわて出張スペシャル』でした!!
ココから下は写真パート!
イベントのひとコマですけど、楽しさ、面白さ、笑顔を感じとって頂ければ幸いです♪
 
寄せ書き01
会場に置かれたメッセージボード。
 
寄せ書き02
 
寄せ書き03
 
寄せ書き06
会場で書いてくれたメッセージは釜石支局の前に飾っています♪
 
寄せ書き05
 
寄せ書き04
 
お客様01
会場となったシープラザ遊には、超が付くほどの満員となった。
 
お客様02
 
安部ファミリー
安部ファミリー!
 
メッセージ
安部ファミリーにメッセージを掲げる人
 
岩手県望郷いわて文化大使01
希望郷いわて文化大使「安部礼司」
 
岩手県望郷いわて文化大使02
希望郷いわて文化大使「刈谷勇」
 
皆でハッピを着て!
皆でハッピを着たよ♪
 
名刺交換会
式の後は皆でハッピを着て名刺交換会に突入!
 
名刺交換会
 
名刺交換会
 
みきさー