215 日の放送はいかがだったでしょうか?

今回は月イチ企画「オール洋楽特集」でお送りしました。来月は321日の予定です。定番曲や普段ラジオで流れないレア曲など、皆様のリクエストお待ちしております。



今回の裏解説はWHITNEY HOUSTONの「I Was Made To Love Him」です。

211日に48歳の若さで亡くなったニュースに、世界で多くの人々が驚き、悲しみました。同曲は98年発売のオリジナルアルバム「my love is your love」に収録されたシークレットトラックとして収録されています。


ホイットニーは1963年、アメリカ生まれ。幼いころから教会の聖歌隊に参加し、ゴスペルなどを学ぶ。モデルとしても活躍し、チャカ・カーンのバックコーラスを務めたことも。


85年にアルバム「WHITNEY HOUSTON」でデビュー。アルバムからのシングルカット曲「Saving All My Love For You」が全米シングルチャートで1位を獲得。

92年、ケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」のサウンドトラックが発売。全世界で約4200万枚を売り上げ、アルバムに収録されている「I Will Always Love You」は全米シングルチャートで14週連続1位を記録、彼女の代表曲となった。


I Will Always Love You」などのヒット曲で、ホイットニー=バラード歌手というイメージを持っている人は多いかもしれない。

しかし、アルバム「I Was Made To Love Him」を聞くと、そのイメージを(いい意味で)裏切られる。ベイビー・フェイスやデヴィット・フォスター、フェイス・エヴァンス、ミッシー・エリオットらがプロデュースした曲の良さを、最大限に引き出して歌っている。ヒップホップでもR&Bでもバラードでも。そして、今回流した「I Was Made To Love Him」のプロデュースは、ローリン・ヒル。70年代のブラックミュージックの要素を取り入れたリズムとねっとりしたベース、ハーモニカをフューチャーしたサウンドに、ホイットニーのファンキーなヴォーカルが超COOL!

ホイットニー初心者にはベスト盤もいいけど、このアルバムもお薦め。必聴。


ちなみに、「I Will Always Love You」は実はカバー曲って知っていますか?


オリジナルを歌っているのは、アメリカのカントリー歌手、Dolly Parton(ドリー・パートン)。1974年に発売され、アメリカのカントリーチャートで1位を獲得。ホイットニーバージョンと比べると、カントリー色が強いです。リクエストがあれば必ず流します。



T‐チバ☆