215日の放送はいかがだったでしょうか?


中継は、今年130日に釜石市八雲町へ移転、全面再開した沿岸運転免許センター仮設庁舎からお送りしました。


同センター所長で釜石警察署交通課課長の阿部勝彦さんに被災時や再開後の状況などをお聞きしました。



同センターは元々、釜石市嬉石町の釜石警察署脇に隣接。免許更新などの業務のほか、原付免許の講習も行われていました。

昨年3月の大震災の津波では2階まで被災。当時、センターには免許講習などで約70人がいました、職員の指示で同町の高台へ全員避難。阿部さんは釜石警察署の4階へ移動し、迫りくる津波を目の当たりにしたそうです(釜石警察署も2階まで浸水。同署内にあったパトロールカーもすべて被災しました)。


昨年711日、釜石市上中島町のマイヤサンパルク店の2階で仮事務所を開設。運転免許証の更新や再交付、記載事項変更などの一部業務を行っていました。

移転地は旧釜石第二中学校の校庭で、昨年12月に同じく移転した釜石警察署仮庁舎も建てられております。



昨年12月19日に開設した釜石警察署仮庁舎



現在は震災前と同様に免許証の更新、再交付、記載事項変更、学科試験、取り消し申請(運転免許証の自主返納)を行っています。

原付免許の講習はできないため、春以降釜石市内の自動車学校へ講習を委託する予定。3月は学科試験や即日交付のため、高校を卒業した学生が多く訪れ混雑が予想されます。駐車場のスペースに限りがあるので、訪れる際は公共交通機関を利用してください。



警察署と免許センターの入り口。廃校だった中学校の校庭に建設されています




免許センターの案内板。これがあれば迷わずに済む



スピード違反等で捕まると(違反点数にもよりますが)罰金を支払うほか、免許更新の際に約2時間の違反講習を受けることになります。くれぐれもセーフティードライブを心がけてね!



ゴールド免許継続中のT-チバ☆