125日(水)に発行された復興釜石新聞第62号。





1面は、1月21、22日に釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた希望の光ムーブメントの記事。

雪の滑り台など来場者の楽しい笑顔の写真が6枚掲載されています。









2面は、121日に行われた被災地フロントライン研修の記事。

同研修は、被災地の性格な情報を伝えようと三陸鉄道が企画。

東京周辺から参加した一般の会社員や経済紙の記者など16人は、釜石市両石町の水産加工会社・小野食品を視察。

被災地の主力産業の復興状況を確認するとともに、放射性物質への対応など食の安全の取り組みに理解を深めた。

小野食品は震災で本社工場が大きな被害を受けたほか、震災の1ヵ月前に稼働したばかりの大槌事業所が壊滅。

被害総額は約45千万円にも上ったが、昨年6月から操業を再開した。

小野食品の小野昭男社長は「昨年11月までに復旧したのはわずか5%」とした上で、「加工業が復旧しないと水産業全体が回らない」と強調した。





3面は釜石市からのお知らせ。

4面は、「大寒」の121日に釜石市鵜住居町の根浜海岸で行われた大寒みそぎの記事。

みそぎが始まった午前10時の気温は氷点下01度。

身を切るような寒さの中、砂浜に立った9人の男衆は誓願の和歌を唱えながら「船こぎ」の神事で身をほぐし、水温7度台の海に踏み込んだ。

肩まで水につかり、波にもまれながら手を合わせていた。

大槌稲荷神社の氏子による大寒みそぎは例年、大槌町吉里吉里の浪板海岸で行われていたが、大津波で砂浜の形状が一変。

入浴などの支援を根浜の宝来館が申し出たこともあり、場所を変えて3年ぶりに実施された。





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