1月某日。我々、釜石やっぺしFMのスタッフは車に乗り、釜石市橋野地区に向かって走っていた。

目的は、釜石産のミネラルウォーター・山華(さんか)の雫の取材。

以前、仙人秘水を取り上げましたが、そういえば山華の雫もあるな。でもよく知らない。この機会だから調べてみよう。という事で、取材することになりました。

国道45号から県道38号に入り、左折して約3キロの山道を走ると、建物に「名水山華」の文字が。

我々を迎えてくれたのは、山華の雫を生産している有限会社八幡総業の社長の八幡登志男さんらスタッフの皆さん。八幡総業は2001年に起業。八幡さんは現在80歳。元気です。




八幡総業のスタッフ。中央が八幡さん


山華の雫の水源は、橋野町の北上山地の片葉山を水源とする大仁田山の鍾乳洞。

水源からパイプを通して工場まで水をひいているため、一切外気に触れることはないそうです(1時間で約2万リットル!)。

水源の入り口はとても狭く、約3キロ先の水源までは、ほふく前進じゃないと行けないそうです。



1時間に2万リットルの湧き水が運ばれるタンク





通常は立ち入り禁止の水源エリア。特別に許可をいただき撮影しました



湧き水は水質検査によって無菌状態であることが示されましたが、さらなる安全や衛生のため、120度で殺菌した後、冷却してから商品として出荷されます。

山華の雫は天然の弱アルカリ性ミネラルウォーターで、常温で飲んでも美味い(これポイントです)。

お茶、コーヒー、水割り、ごはん、煮物などに使うのもおすすめ。

釜石市内ではシープラザ釜石の釜石特産店や橋野町の直売所、内陸では盛岡市のクロステラスや遠野市の風の丘などで購入可能。

インターネットでも買えます。値段(送料込み)は2リットル6本入り、500ミリリットル12本入りで1700円。500ミリリットル24本入りで3000円。


問い合わせは、電話0193572711FAX0193545188へ。



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