こんにちわ!
僕ことみきさーです。
今日はちょっと変わった内容をご紹介しましょう。
 
切っ掛けは支局で使っている商用車の車検点検の為に遠野へ行った事でした。
点検時間が微妙だったため、僕は遠野に残っる事に。
正直な話、釜石へ戻っても2,3時間で遠野へ戻らないとダメだったので、それだったら、遠野の仕事を手伝いながら車を待っていた方が良いかなと言う判断でした。
 
代車を受け取った後、遠野支局へ。
遠野支局でメールの設定や、色々と情報交換をしてから今回の旅は始まります。
 
釜石と遠野はお隣通しで、遠野の観光スポットは結構な数であります。
その中で絶対に行っておきたい場所と言うのがありました。
まぁ、個人的な場所ですけど……。
 
今回は遠野支局の山口さんの案内でちょっとした遠野スポットを案内して頂きましたよー。
 
遠野カッパ淵 まずは個人的にも凄く行きたい場所の一つだった「カッパ淵」。
 
そうそう。
僕は受付しなかったのですけど、遠野駅で観光案内所に行くと、観光ガイドを収録したメディア「語り部くん」を渡してくれるとの事。
その「語り部くん」を写真で見える場所に掲げると、「語り部くん」から観光案内が聞こえて来ると言う、新しいタイプの観光案内が受けられるとの事。
しかも、その声は……。
 
閑話休題。
 
遠野カッパ淵
話を戻し、「カッパ淵」へ行った僕達。
とある場所で山口さんに不幸が襲うのですが、ソレはまた別のお話なので、ココでは語りません(笑
 
カッパ淵」は何処かの林の中にあるのかなぁーと思っていたら、実はお寺の中にありました。
写真やテレビで見ると、凄く山の中にあると勘違いしていたのですが、実は街からそんなに離れていませんでした。
遠野全体が自然に囲まれた土地ならではな環境なのでしょうね。
 
初めて「カッパ淵」へ足を運んだ僕はテンションマックス!
小さい頃からずっと訪れたかった場所へ来ると、やっぱりテンションってあがりますよね!!
そんな状態で、水の綺麗な沢の側を歩き、カッパおじさんが居る場所まで来ます。
ですが、カッパおじさんは何時も居ると言う訳ではなく、今回は会えませんでした(苦笑
 
ちょっと残念な気持ちを消し去り、テンションを上げて「カッパ淵」を散策します。
遠野に住んでたら、絶対に散歩コースになっていたであろう「カッパ淵」は、自然な光が心地よく、寒い筈なのに寒くないと言う不思議な状態に。
きっと雪の所為だろうと思いつつ、下を見たらこの娘が居ました。
カッパ淵のカッパちゃん
きっとココを住みかにしているカッパさんです(笑
テンションの高いのが来て、本当にすみませんでした!
でも、とっても落ち着いた、そして不思議な場所でしたよ♪
 
かっぱさん、お邪魔しました♪
 
さて、次に行った場所は「カッパ淵」から程近い「伝承園」。
ココは、遠野市の昔の姿を再現した場所です。
園内では、さまざまな体験が出来る場所もあり、時間に余裕があればある程、楽しめる場所なのではと思います。
 
実際、自分が行った時は時間もありませんでしたし、次に行く場所もありましたので、中をさらっと見た感じですね。
また、国の重要文化財になっている旧菊池家住宅には、絶対に絶やしてはならない火があったり、1月18日の番組でもご紹介していたオシラ堂(御蚕神堂)にあるオシラ様。
その遠野物語の話者でもある佐々木喜善の記念館などなど。
 
オシラ堂に行った時、入る前は怖い・不気味と言う感情が選考していたのですが、入った後は何と言うか、不思議な感覚がしました。
一緒に回ってくれた山口さんは遠野パワースポットとおしゃっていましたが、確かにその通りだと思います。
オシラ様の服には、服を掛けた人の気持ちがぎっしりと書かれていましたよ♪
 
僕も何か書いてくれば良かったかなぁーと思う今日この頃です(笑
 
遠野ふるさと村
次に行った場所は、「伝承園」から車で15分程にある「遠野ふるさと村」です。
この場所は施設その物が「昔ながらの山里」でした。
山間にある村をイメージして頂ければ分かりやすいかも知れません。
本当に村がそこにありました。
 
「まぶりっと」と言われる人達(ボランティア)の方々が火を絶やさずに各家を守っています。
この「まぶりっと」とは、遠野の言葉で「まぶる」と言うのがあるのですが、その意味が「守り人」。
なので、言葉通りに家や村を守っている訳です!
 
遠野ふるさと村
まず最初に足を踏み入れたのは「マヨヒガの森」。
意味は分かりませんでした(待 でも、その場所からして、既に現代を離れた様な感覚がヒシヒシとして来ます。
 
そして、森を抜けると其処は村でした。
と言う感じで本当に村に入って行きました。
 
このふるさと村に来た目的の一つとして、「馬を見る」と言うのがあったのですが、最初に見たのは人間でした(ぉ
村なので何戸かあるのは当たり前。
その家が全て何部曲がり家です。
当然、火を守る「まぶりっと」が居るのですが、山口さんはその方々と気さくに話しています。
世間話が終り、別の家に行こうとした時、知り合いなのかを確認。
違うと答えが返って来ました。
 
遠野ふるさと村
ちょっと驚いたのですが、後から納得。
この「まぶりっと」の方々は、施設案内のボランティアも行っています。
24時間、火の番人を務めながら観光案内。
ある種の村人でもある訳です。
そう思うと、本当に村を再現しているなぁーって思いました。
 
村の中を一通り歩き、白馬の雪ちゃんが居ると言う事で、馬を探す旅に。
そして見つけたのが下の写真。
馬の雪ちゃん
 
雪ちゃんの名前
とても人に懐いており、とっても可愛かったです♪
この他に、ポニー1匹、馬1匹の計3匹が村に居ました。
雪ちゃんは山田町などにもボランティアで行き、山田町の子供達も楽しませていたとの事で、とっても穏やかな馬なのだ!
ブログを読んでいる皆さんが、「遠野ふるさと村」に行く際は、是非、雪ちゃんにも会って来て下さいね♪
 
そして、見れる場所は見たかなぁーと思い、遠野支局へ向かおうかと思ったとき、水をテーマにした場所もあると言う情報が車の助席から掛かりました。
当然、行くしかない!と言う事で、遠野の「たかむろ水光園」へ向かう事に。
 
実はこの「たかむろ水光園」は震災の影響で山そのものが崩れた場所なのです。
震災は津波の影響が甚大で、その部分を中心的に報道されていましたが、実は内陸でも被害を出している場所が沢山あります。
この「たかむろ水光園」はその一つで、ここが崩れた事によって、水道の設備も一緒にあった為、遠野市の一部の水道が使えなくなっていました。
今は回復していますが、山や施設そのものは現在も調整・修復が続いています。
 
今回はその状況の確認で向かいましたが、また時間が出来た時には中に入って、そのお湯や施設を堪能してみたいですね♪
 
たかむろ水光園」を後にして、普通に事務所へ帰ってる時も遠野物語の一つ「デンデラ野」の側に行きました。
近くに駐車場が無いので素通りでしたけど……。
うん。
何も無かったー。
 
でも、冬じゃなく夏とかに来たら寝っころがりたい場所!
そんな感じの場所でしたよ♪
 
ちなみにデンデラ野と言うのは俗に言う姨捨山。
山口さんのお話だと、家計が苦しくなるから老婆を捨てる為にあった場所だとの事。
しかし、ただ余生を過ごす訳ではなく、昼間は里におりて農作業を手伝い、夜は皆で寄り添いながら暮らしていたらしいです。
 
普通に考えると怖い話ですが、昔は怖い話が普通だったのですから、時代の経過と言うのは考えさせられますね。
 
そんな訳で、車の車検からこんな遠野放浪記が出来ちゃいました!
やっぺしのブログで遠野の紹介と言うのもちょっと不思議な事ですが、それだけ釜石と遠野は近いと言う事です。
実は釜石の橋野地域でも遠野物語に関わっている場所があります。
なので、釜石で遠野を紹介しても不思議じゃないと言う事で!  
車の車検でも観光が出来ると言うぐらいの近さです。
皆様も、散歩がてらに遠野など如何でしょうか♪
 
ちなみに、釜石の橋野地区も散策する場所が沢山あります!
時間がある時にご紹介しますね♪
 
以上、遠野物語放浪記でしたぁー♪
ご協力頂いた遠野支局の山口さん、本当にありがとうございました(涙
 
ちなみに、遠野から釜石に向かう時は吹雪でした。
取材してる最中に晴れると言うジンクスは現在も継続中(笑
帰りの遠野
  みきさー