111日(水)に発行された復興釜石新聞第58号。



1面は、我々の番組でも紹介した釜石市の成人のつどいを掲載。式典には男性152人、女性132人の計284人が出席。

震災犠牲者に黙とうをした後、野田武則市長は「大津波の教訓を次の世代に伝え、悲劇を繰り返さないまちづくりを」と呼びかけた。

新成人代表の抱負発表で、釜石消防署に勤務する遠藤拓海さんは、津波で行方不明の友人の思い出を話し、「いつも笑顔だった彼が周りにたくさんの人を集め、その人たちも笑顔にしたように、自分も震災で助かったすべての方々の笑顔を守っていきたい。今まで支えてくれた多くの方々へ感謝の気持ちを忘れず、恩返ししていくことを誓う」と決意を述べた。





2面は、釜石保育園でのイベントを紹介。北上市の手作り絵本屋・成志勇作さんが園児(82人)一人ひとりに贈るオリジナル絵本を贈った。

成志さんは「わくわくしてもらいたい。すぐに忘れられることではないと思うが、楽しいことを体験してもらえるように活動していきたい」と話す。

このほか、千葉県の中学生や高校生によるミュージカルも披露された。




3面は釜石市からの復興便りと釜石市からのお知らせ。


4面は、宝来館再開の記事のほか、藤枝宏さんのかまいし便りも掲載。両石湾の桑ノ浜光彩は、海面に浮かぶ波紋は感動的。








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