12月17日（土）に発行された復興釜石新聞第53号。 52号から3号連続でカラー印刷です。
1面は、津波で被災した釜石消防署を鈴子町に新築する記事を掲載。
釜石大槌地区消防本部庁舎を兼ねる新消防署は、来年1月から設計業務に入り、4月にも着工。
13年3月の完成を見込む。
釜石消防署と同様に津波で被災した大槌町の大槌消防署について、同組合は……、
「来年1月中にも方向性を示したい」
……としている。
2面は、11月19、20日に久慈市民体育館で行われた第32回県中学校新人大会の柔道男子個人戦66キロ級で、釜石東中学校2年の坂本大陸君が優勝した記事を掲載。
津波で鵜住居町の自宅が流され、仮設住宅で暮らしており、学校や長年通う道場も被災。
練習環境が大きく変わる中での栄冠に喜びもひとしお。
坂本君は……、
「調子が悪くて勝てなかった時期があったので、また優勝できてうれしい。来年の中総体県大会で優勝し東北大会で優勝したい」
……と大きな目標を見据えた。
3面は、釜石市からのお知らせ。
4面は、12月11日に行われた富国生命保険盛岡支社主催したクリスマスコンサートの記事を掲載。
釜石市鈴子町のシープラザ釜石で行われ、ピアニストの竹村浄子さん、ソプラノ歌手の森美佳さん、バイオリニストの大森潤子さんがモーツァルトの「トルコ行進曲」などクラシックの名曲を演奏。
観客に鈴を鳴らしてもらったりするなど、会場が一体となったプログラムで楽しませた。
Ｔ－チバ☆