猪苗代湖ズ
今週の裏解説は猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」です。
 
大晦日のNHK紅白歌合戦の出場も決まった4人組バンドです。
知っている人は「ええっ!」と驚いたはず。
知らない人は「誰?お笑い系のバンド?」と思っているかもしれないので、改めて猪苗代湖ズについて説明を。
 
メンバーは福島県出身のクリエイティブディレクター箭内道彦サンボマスターの山口隆THE BACK HORNの松田晋二TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美の4人
2010年に福島県で開催されたロックイベント「風とロック芋煮会」を機に結成
バンド名は福島県を代表する猪苗代湖からとった
 
3月11日の東日本大震災を受け、故郷の福島に恩返しをするため、3月17日に名古屋のスタジオで最小限の電力にてレコーディング
20日に配信限定で緊急リリースされ、ラジオやTV、雑誌で大きな話題になった
CDは4月にタワーレコード限定で販売
この曲と同バンドの活動の収益はすべて、福島県災害対策本部に義援金として寄付しており、猪苗代湖ズのホームページには11月30日現在、義援金の総額は42,500,000円と掲載されています。
 
 「I love you & I need you ふくしま」の最初の歌詞に「ふくしまに置いてきたんだ 僕は 本当の自分を」というフレーズがある。
メンバーは福島を離れてそれぞれの夢を求めて上京。
ミュージシャンやクリエイティブディレクターとして活動しているが、それでも自分の故郷は福島なんだ、という思いが込められていると推測される。
これ以外の歌詞はほぼ「福島が好き」というメッセージのみ
福島の地名も織り込み、シンプルな歌詞とアレンジで子供も大人も高齢者もみんなで歌える曲。
 
福島県民じゃなくても泣くよ。
これだけ福島への愛が込められた曲を聞いたら。
NHK紅白歌合戦では、NHKホールで福島県出身の西田敏行らと一緒に歌うのか?それとも福島県から地元民と一緒に歌うのか?楽しみです。
フルコーラスで聞いたら、涙腺が決壊するかも。
 
紅白もいいけど、ここで業務連絡。
エフエム岩手では12月31日23時から1月1日1時まで、特別番組「三菱UFJニコスpresents ゆく年くる年 DEAR PARTNER ~次の豊かさへ~」を放送します。
ぜひ聞いてね♪
 
T-チバ☆