11月5日(土)に発行された復興釜石新聞第41号。

釜石新聞
 1面は、国内最大手の空気圧メーカーSMCが釜石市と工場立地協定を結んだ記事、震災から約8カ月ぶりに出荷を再開した岩手県オイルターミナルの記事、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが釜石市に義援金500万円を寄付した記事など掲載。
 注目は、津波で浸水した釜石市片岸町の民有地にシイタケ栽培の工場を建設―という記事
 北上市の金型製造業でシイタケ栽培も手掛ける「オーテック」大阪市の商社「さつき」が共同出資で新会社「バイオパワージャパン」を立ち上げ、来年春の操業開始を目指す。
 当初は100人程度の雇用を見込んでいる。

釜石新聞
 2面は、釜石市鵜住居町の田郷地区に同市内2カ所目の仮設商店街「鵜(うーの)!はまなす商店街」が10月31日にオープンした記事を掲載
 震災前、鵜住居町や片岸町などで営業していた食料品店理容店生花店などが入居。
 同商店街の野村周司会長は……、

「何とか頑張ろうという人たちが集まり開店できた。ここで力をつけてもらい、新店舗で営業再開する時に力を発揮してもらいたい」

 ……と話した。
 同商店街の店舗は次の通り。

●寺前ストア
●ダイアナchiz(チズ)
●ヘアーサロンハシバ
●ごはんや松の根亭
●川崎生花店
●野村商店
●おいでんせ
●あんでるせん
●めがね工房コシタ


 3面は、震災を乗り越えて開催された第41回市民芸術文化祭(芸文祭)の記事を掲載。
 これまで主会場にしていた釜石市民文化会館が津波で被災。
 震災後は芸文祭の開催も危ぶまれたが、「希望の光を市民に」との加盟団体の思いが結実し、会場を釜石市中妻町の中妻体育館に移して開かれた
 会場には市内の20団体が華道や書道、絵画、押し花、切り絵、写真など各種作品を展示した。
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 4面は、釜石市のお知らせのほか、釜石市からの復興便りも掲載。
 今回はかまいしキッチンカーを紹介。
 キッチンカーは、屋台と車両がドッキングした移動式飲食店舗。
 釜石市内のほか、市内外のイベントにも出店している。

 改めてかまいしキッチンカーとメニュー、料金を紹介します(11月5日現在)

●はまゆい=はまゆいプレート(日替わり三品弁当)、サルサ丼。各500円
●和っつ=チキンカレー500円など
●乾杯=サーロインステーキ丼500円など
●新華園支店=かまいしラーメン、自家製餃子。各400円
●よつばや=クレープ(チョコバナナ、ハムチーズ、レアチーズ、大学いも)。各400円
●リヴァル=ホットドッグ300円、コーヒー200円など

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