HONDAによる東日本大震災復興プロジェクト「ASIMO特別授業」が17日午前、釜石市立小佐野小学校体育館で行われ、小佐野小と白山小の全校児童と鵜住居小5、6年生の約400人が参加しました。
同プロジェクトは、被災地の子供たちに夢の大切さとあきらめない気持ちを、ASIMOを通じて感じてもらうことを目的に、6月から被災地で随時行っている。
岩手県では山田町、陸前高田市、大槌町に続き4回目の開催。
進行役の女性の紹介でASIMOが登場すると、児童や先生たちは拍手で迎えました。
私も実物を見るのはもちろん初めて。
外見は宇宙飛行士の服装に似ていますね。
ASIMOは遠隔操作で動かしていますが、人の動きを理解して自律的に行動できる知能化技術が搭載されているそうです。
顔の部分には視覚センサーがあり、いろいろな物や人を認識するそうです。
特別授業では、しゃべるASIMO、踊るASIMO、走るASIMO、サッカーボールを蹴るASIMO、飲み物を運ぶASIMO、歌に合わせて手話を披露するASIMOに全員大喜びでした。
走るASIMO
サッカーボールを蹴るASIMO
飲み物を運ぶASIMO
HONDAのロボット開発は、今から25年前の1986年から始まり、二足歩行のロボット「EO」は1歩歩くのに5秒もかかったそうです。
それから研究が続けられ、1993年には人間型ロボット「P1」が、そして2000年にはついに「ASIMO」が完成。
何度かの改良を経て、2007年版のASIMOは身長130センチ、体重54キロのスリム化を実現しました。
授業の最後には各学校の児童ごとにASIMOとの記念撮影も行われました。
児童らは……、
「ロボットの動きがたくさんの計算で出来ていると知って楽しかった」
「ASIMOの手話や走る姿を見て感動した」
……と感想を述べていました。
いやいや、ASIMOを見ていたら漫画「PLUTO」のように将来はロボットと一緒に生活する日が本当に来るかもと思いました。
T-チバ☆