Kalafina
今週はKalafina(カラフィナ)の「storia」です。
 
正直、今までの裏解説の中で一番難しい。
当番組のみきさーから梶浦由紀プロデュースで、アニメソング界や映画界などで活躍していると聞かされたのですが、私はKalafinaを知らなかったし、梶浦由紀?アニソン?と言われてもピンとこなかった訳です。
「storia」が収録されているアルバム「Red Moon」(2010年発売)に写っているメンバーはゴシック衣装で、どういう音楽なのか正直不安だったのですが、いざ聞いてみると・・・悪くない、むしろいいかも
2010年代の日本のプログレッシブロックかも、と感じました。  
で、いろいろ調べたら次のようなことが分かりました。
 
・メンバーはWakana、Keiko、Hikaruという3人の女性ヴォーカリスト
・全作詞作曲を梶浦由紀が担当。コーラス、アレンジ、プログラミングも手掛けている
・2008年にデビュー。これまでに9枚のシングル、3枚のアルバムを発売。オリコンウィークリーチャートでシングルはすべて15位以内、アルバムはトップ10以内にランクイン
・「storia」は2009年発売の5枚目のシングル。NHK総合で放送している「歴史秘話ヒストリア」のオープニングで使用

 
Kalafinaの音楽性は、ジャンルを分類できない無国籍サウンドが特徴
打ち込みを多用したダンスミュージック、ストリングスを前面に押し出したバラード、ギターを鳴らしまくりのハードロック、エンヤのようなケルティック(「storia」など)、シタールを取り入れたインド風など。
メロディーがしっかりしているからさまざまなアレンジができるということですね。
歌詞は耽美系が多いと思いきや、じっくり読むとラブソング(というより愛の歌)も多い。
梶浦由紀自身が作った造語で作詞を行う事もある。
 
一度聴いても損は無いかなと。
 
T-チバ☆