10月30日、釜石市甲子町の仙人峠周辺で「いわて三陸復興支援 第2回かまいし仙人峠マラソン大会」が開催されました。
 標高差約400メートル、平均斜度約5%の過酷なコース(箱根駅伝でおなじみの箱根山に匹敵!)北は北海道、南は鹿児島県から約750人のランナーが参加しました。
 最年少は18歳、最高齢は83歳のランナーは沿道の声援を受けながら懸命に走りました。
 ゲストランナーとして、往年のマラソンファンにはおなじみの瀬古利彦さん(エスビー食品スポーツ推進局長、日本陸上競技連盟理事)と国近友昭さん(エスビー食品陸上部所属、2004年アテナオリンピック日本代表)も参加。
 参加者と一緒に走ったほか、トークイベントも行いました。
 
 同大会は、2007年に新仙人峠道路が開通し、旧道の国道283号の交通量が激減したことを受け、甲子町洞泉地区から大橋地区の活性化を図ることを目的に、昨年から開催。
 
 スタートとゴールは、旧釜石鉱山事務所展示室前の広場。
 コースは国道283号の旧大松小学校前付近で折り返す10キロと、同地点と仙人トンネル前を折り返す17・2キロの峠コースの2コース。
 仙人峠の紅葉を見ながら走ることができる同大会。
 昨年は大雨の中の大会だったため、ランナーも苦労していたようです。
 今年は雨も降らず、晴れすぎず、マラソンには最適の天候だったのではないでしょうか。
 
 会場には釜石のキッチンカーや地元の産直など出店。
 そばや釜石ラーメン、甲子柿、水産加工品などなど、食べ物も豊富にそろっていました。
 
 ここからはフォトリポートです。
 前日の交流会の様子と、エントリーをしていないにもかかわらず、車を使わず自らの足で峠コースの一部(約7キロ)を走って取材した私の感想も交えて紹介します。
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
  大会前日にシープラザ遊で行われた交流会。
  ゲストランナーの2人も参加。
  焼きたてのサンマやイカも無料で提供していました。
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
  開会式であいさつする野田市長(左)ゲストランナーの瀬古利彦さん、国近友昭さん
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
  峠コースのスタート。勢いよく飛び出すランナー。
 
仙人峠マラソン
  10キロコースには国近さんも参加。
 
仙人峠マラソン
  被り物のランナーも笑顔で走る。
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
  沿道で声援を送る地元住民
 
仙人峠マラソン
  峠コース。
 
仙人峠マラソン
  紅葉が綺麗。
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
 
仙人峠マラソン
  仙人トンネル前の折り返し地点など下りコースを走る選手の表情も辛そう。
 
仙人峠マラソン
  ゴールまであと少し。
 
 ちなみに、私のスタート(ゴール)地点―仙人峠トンネル前折り返し地点間の往復時間は1時間10分でした(取材、撮影時間除く)。
 
 これらの写真を撮っている時点で、すでに体力がなくなっていました。
 取材を終えた私は、気力だけでスタッフのいるゴール地点へ向かいました。
 到着してから30分後、筋肉痛になりました。
 人生最短です。筋肉痛は3日間続きました。
 かなり過酷なコースですが、体力に自信のある人は来年ぜひ参加してみて下さい。
 
 私は・・・無理!  
T-チバ☆