10月10日、実は釜石では初めての事が起きました。
子供達がハシャギ、大人達も関心しながらハシャぐ。
そんな事が10日に起きました。
 
その名も……、
 
『宇宙子供ワークショップキャラバン in 釜石』
 
まんず、僕達が向かったのは釜石市教育センターの3階。
今日の舞台はそこだ。
 
はい。
文字で訛っても分かりませんね(ぉ
 
そこには子供19名の男女、そして、その父兄の皆様、さらには僕達の様なメディア。
総勢、40名近く居たでしょうか。
『宇宙子供ワークショップキャラバン in 釜石』が始まるまで、子供達は友達と話していたり、遊んでいたりと各々で楽しんでいました。
僕達も子供達を見ながら「どんな事をするのかな」と少し期待しながら、待つ事数十分。
時間も経過し、とうとう『宇宙子供ワークショップキャラバン in 釜石』スタートの10時。
市役所の方が開始を告げると、子供達は急に静かになります。
そして、今回のスタッフの方を紹介。
何と、『JAXA』の方が3人も!!
 
JAXA
 
JAXA
 
JAXA
 
JAXA
 
自己紹介が終わった後は、宇宙のお話が始まりました。
宇宙のお話をして頂いたのは、宇宙航空研究開発機構、通称『JAXA』の方でした。
この方にお話を伺った所……、
 
「こう言ったキャラバンに参加したのは初めて。緊張したけど楽しく出来た。子供達の笑顔が見れて良かった。」
 
 
……との事。
一緒に来て頂いた残りのお二方も……、
 
「震災で笑顔が曇ってるのかなぁと思ったが、他の場所や地域と一緒で笑顔が輝いていた。子供達から『家を流された』と話されると言葉を無くすが、子供達の笑顔に元気をもらった」
 
……と言う様なコメントを頂きました。
コメントを頂いたのは、ワークショップが終わってからなのですけど、先に紹介させて頂きましたですよー!
 
内容的には宇宙って何だろうと言う事で、ISS(国際宇宙ステーション)の事を話したり、宇宙で行われている実験の話、そして、日本が行っている宇宙事業の話をしていました。
一緒に取材に行ったSHIHOさんも、ノートに書き込みながら、小学生と一緒になって勉強していましたよ♪
それだけ、大人にも興味がある内容でした!
 
ロケット制作
 
ロケット製作
 
ロケット製作
 
次に行ったのは、ロケットの製作!
ただ、ロケットの模型を作る訳ではありません。
ちゃんと飛ぶロケットを作るのです!!
 
材料は、薄いプラシート紙コップペットボトル尾翼となる厚めの紙
後は材料をカットしたりするハサミとオリジナルロケットをデザインする為のマッキー。
 
このぐらいの材料でロケットが作れちゃうのですよ!
まぁ、実際は飛ばす為の装置だったりが必要なのですが、そこは既に作ってある装置を使います。
 
子供達は説明書と睨めっこしながら、材料をカット。
刃物を扱うので、JAXAの方からコツを教わりながら作っていましたね。
 
ここで現れる性格の差。
丁寧に作る子がいれば、感性で作る子、そして、先生に教わりながら作る子などなど。
そして、自分のロケットのデザインです。
ココで、男女の差と言う訳では無いですが、やっぱり女の子は「ピンク」や「赤」などの可愛い系の色を使い、ロケットをデザインして行きます。
そして、男の子とは「青」や「緑」と行った色でデザイン。
この辺は躊躇に差が出ているなと実感しました。
 
そして、ロケットデザインの内容。
女の子は星や宇宙をイメージする内容が多いし、男の子はカッコイイ系やアニメ、特にワンピースなど。
果てはノートのデザインを切り抜いて、ロケットに張っている子もいましたね。
その場面を見た時は、発想が柔らかいと素直に思いました。
この発想力や柔らかさがあれば、また違った何かを作れるんだけどなぁーと思ったのは内緒(ぁ
 
全てが完成し、ロケットを飛ばす場所まで徒歩で移動を開始。
近くにある「鈴子広場」へ移動し、専用の装置を使って、ロケットの発射実験を行いました。
 
近くにいる方を避難させ、短い時間ですが「鈴子広場」が「釜石市鈴子ロケット発射基地」になり、デモンストレーションを行った後、各自が一回ずつロケットを発射させます。
 
発射!
 
発射をさせる時、ペットボトルに水と空気をいれ、その中に圧力を加えます。
そして、その圧力を一気に開放してやると、圧力の開放と共に水が推進力を与え、ロケットは空に飛び上がる訳なのですが、これがバカにならない飛行を見せてくれました。
圧力の加え方にもよりますが、平均的に30m近く飛んでいましたよ♪
 
子供達も声をだして喜び、体で嬉しさを体言していました♪
一緒にいた報道陣を含め、ロケットが飛ぶ毎に「ぉぉぉおおおお」と声をだし、子供達と一緒になって喜び楽しんでいました♪
 
子供達も「楽しかった。また作りたい」とか、「自分のロケットが飛ぶとは思わなかった」と、驚きながらもご満悦な様子。
今回は時間の関係上、一人一回のフライトでしたが、市の職員さんやJAXAの職員さんも、機会を作ってもう一度来たいと仰っていましたし、釜石の空にロケットが飛び上がる日は近いと思います♪
 
本当、今さながらの更新ですが、時間がかかってもこれだけはアップしたかった!
自分が宇宙大好きと言う思いもありますが、やっぱり今後の宇宙開発事業は今の子達にかかっています。
少しの好奇心が今回のイベントを作ったと言っても過言では無いと思います。
そんな訳で、10月10日に行われた『宇宙子供ワークショップキャラバン in 釜石』のイベントレポートでした!
 
いえーい!
  みきさー