この記事を書いている今日、10月11日。
震災から7ヶ月。
長い様で短い感覚。
不思議なモノですね。
 
今日も地震が発生した14時46分。
犠牲者の方々に黙祷を捧げるサイレンが鳴ります。
僕も海に向かい、黙祷を捧げます。
 
会場写真
さて、話は変わって10月9日に釜石シープラザ遊と外の2ステージ制にてコンサートが行われました。
その名も『ありがとう音魂(おとだま)コンサート』が開催されました。
今日はそのリポートをお届けしますね♪
 
会場はシープラザ遊と言うテントの中に設置された〝PowerfulStage〟と、テントの外に設置された〝Open-AirStage〟があり、2ステージ制のライブ会場が出来上がっていました。
 
ライブは11時に開演し、〝PowerfulStage〟では、桜舞太鼓力強い音が響き渡っていました。
外のライブ会場である〝Open-AirStage〟でも、同時刻に開始したのですが、ステージが近い所為か、音が聞こえない状態に……(涙
敷地的な問題もあり、今回の場所は仕方が無いので、〝Open-AirStage〟は、ちょっと時間をずらしながら開演。
それぞれのステージにMCが付き、〝PowerfulStage〟は、やっぺしのパーソナリティーでもある大堀くるみが担当!
楽しそうにMCをこなしていましたよ♪
 
そして、今回のレポートは時系列に紹介しようと思ったのですが、僕の取材予定などの問題やステージが分かれているので、全てを見れていない状況でした。
本当に申し訳ないです(涙
なので、今回はピックアップしてご紹介しましょう!!
 
ムーミンズ
まずは〝ムーミンズ〟をご紹介しましょう!
お客様は桜舞太鼓を見た後、やはり少し減ってしまいましたが、音楽を楽しみたい人は沢山います!!
150人ぐらいのお客様が残る中、〝ムーミンズ〟が登場! 以前にご紹介したこちらの記事と同じ曲を披露した〝ムーミンズ〟
ただ、今回は5人のフルバンドで参加。
ベーシストとドラマーが参加しての熱い音楽を披露して下さいました。
前回と雰囲気が凄く違い、ロックを聴かせて下さいましたよ!
リズムが走りやすい曲もやっていたのですが、ドラムとベースがしっかりとリズムをキープ。
流石、往年のバンドだなと思い知らされました!
 
DAN
コラボ
次にご紹介するのは〝DAN〟さんをご紹介!!
DANさんは、釜石で活躍するアーティストさんです。
釜石シーウェイブスの公式応援ソングを作って歌ったり、各種ライブに出て歌ったり、結婚式で歌を披露したりしています。
高音域な歌い方を得意としてる方なのですが、生の歌は実は2回目!
隣で大きな音でライブをしている中でも、〝DAN〟さんの声はしっかりと聴き手に届いていましたよー!
綺麗な高音域の曲を数曲披露した後、釜石シーウェイブスに在籍している選手の奥さんで、自身もニュージーランドの国民的歌姫であるミーガン・アラティニさんが壇上へ登場!!!
プロの歌手であるミーガンさんの歌声は本当に綺麗でした。
会場も彼女の歌声に魅了され、またミーガンさんとDANさんのコラボも素敵でした!
言葉のボキャブラリーが無い僕は、こんな言葉でしか表現出来ませんが、本当に最高のステージだったと思います。
 
てりごし
次は〝てりごし〟さんをご紹介しますね♪
今回のバンド参加では唯一の高校生バンド!
ステージに上る彼女や彼らは若い!
でも逆に、やっぱりバンド活動は盛んな都市だなと思いました。
老若男女全ての人が、音楽を楽しんでるなと。
上から目線かも知れませんが、本当にそう思いました。
 
てりごしさんは、邦楽の曲を中心にカバーして演奏していました。
ちょっと季節はずれてしまっていますが、ホワイトベリーの夏祭りなども歌っていました。
当日は本当に暑かったし、そんな違和感はありませんでしたよ♪
 
ここからは個人的な感想になってしまいますが、若干エレキのエフェクトがキツく、ソロパートが少し聴きにくかったのが残念。
ただ、ベース・ドラム・ギターがボーカルを引っ張り、3人のバランスが上手く取れてたと思います。
途中で外のバンドが始まったので、そっちを聞きに外へ出た後、また戻って来たらメンバーチェンジが行われていました。
そっちのメンバーもそれぞれが力強い演奏を聴かせて頂きました。
荒削りの部分がありますが、将来が楽しみなバンドだと思いました♪
高校生バンド
 
生夫方景子(うぶかた・けいこ)
高校生バンド〝てりごし〟さんが演奏している途中、外ではアーティストが変わっていました。
その名も〝生夫方景子(うぶかた・けいこ)〟さん。
花巻から応援で駆けつけてくれたアーティストさんです。
一番の魅力は歌唱力!
その歌唱力は本当に凄かった!
ミーガンさんの歌は透き通ったイメージの歌声で、聴いている観客を水の白波の様に優しく包み込んでいく様な感覚があるのですが、生夫方景子さんは綺麗な歌声なのですが、どこか力強いと言うイメージを抱きます。
ただ、しっとりと聴かせる歌は、しっとりと歌い、全てが全て力強いと言う訳ではありません!
そして、発声がしっかりとしている証拠に、隣で行われているライブ(⇒この時、〝PowerfulStage〟では、高校生バンドがメンバーチェンジをして、HIDEのピンクスパイダー聖飢魔II の楽曲をカバーしたのを披露中だった。)の音を自身が出す歌声で掻き消していたぐらいの声量です。
本当に凄いなぁーと思いながら、聴いていましたね。
MC中に彼氏と旦那を募集中など自虐的な内容を含んだトークで会場を沸かせます。 その後は、釜石に感謝をと思いを込めた曲を披露。
会場は生夫方景子さんの歌声で包まれていましたよ♪  

テントの外に設置された〝Open-AirStage〟のラストは〝ブラック★カマリンズ〟さん。
手話歌手が一人。
女性ボーカルが一人。
ギターが3人のバンドさんです。
実はギターでボーカルを務めていた方が凄い方でした!
本当に凄いなぁと思いながら聴いてたのですが、どうやら目に障害を持っている方らしく、その中で歌とギターを弾くと言うのをやり遂げている方です。
釜石のスティービー・ワンダー!(ぉ
 
全体的にフォークソングを歌っていた〝ブラック★カマリンズ〟さん。
綺麗なハーモニーを聴かせてもらったり、手話で〝ブラック★カマリンズ〟さんが歌ってるのを手話に置き換えて歌っていたりと、本当に色々な歌い方があるなぁーと思いました。
最後を勤めるだけあって、バランスも良いバンドでしたよ♪
今回、初めて〝ブラック★カマリンズ〟さんの曲を聴きましたが、癒しの空間を演出してくれたと思います。
 
カマレボ
そして、テントの中に設置された〝PowerfulStage〟のラストは〝釜石レボリューションギター同好会〟の皆さんが、全体の最後も勤め、テントの外に設置された〝Open-AirStage〟が終わった後、残ったお客様全員がこっちステージへ。
 
ギター同好会と名は付いているものの、エレキがあれば、ドラムもあり、アコースティックギターがあれば、キーボードも居る普通のバンドでした。
こちらはブラック★カマリンズとは違い、〝PowerfulStage〟と同じでパワーある楽曲を披露。
でもハーモニーが綺麗だったり、演奏技術はやっぱり安定していましたね。
ベースの方が仕事の関係で出れなく、代わりの方がベースキーをシンセサイザーで演奏。
 
釜石レボリューションギター同好会の演奏が終わり、全てのバンド演奏が終了。
12団体が全てを出し切った、『ありがとう音魂(おとだま)コンサート』は大堀くるみのMCで終わりを告げられました。
 
色々な人にお話を伺っていましたが、やっぱり音楽は良いねとの答え。
聴きに来たお客様は、皆笑顔で会場を去っていきましたです。
 
実は、今回ご紹介したバンドの方々は支援で楽器を頂いている方々です。
その感謝の気持ちを込めて、今回のコンサートは開催されました。
ステージに上る方々は……、  
「楽器を頂いた事に感謝。絶対にこの思いは忘れない。本当にありがとうの気持ちでいっぱい」
 
……、共通の事を話していましたね。
この想いを胸に、今後の音楽活動も続けて頂ければ嬉しいですね♪
そんな訳で、10月9日行われた『ありがとう音魂(おとだま)コンサート』のレポートでした♪
 
外部電源
  普通の発電機……。
  でも、実は……
 
正解!
  正解は廃棄油!
  これもエコの一環ですね♪  
コンサート!
  コンサートの名前。
  手書きで温かみがありますよね♪
  みきさー