10月02日。
01日に引き続き、02日もイベントが重なりました!
まずは釜石市中妻にある中妻体育館でのイベント。
そして釜石市鈴子にあるシープラザ遊でのイベント。
何時もの通り、二つのイベントを梯子して来ましたので、本日もイベントレポートを書いてみたいと思います♪
まずは釜石市中妻にある中妻体育館で行われた〝いわて生活共同組合釜石コープ『いわて生協まつり』〟の模様をレポートしたいと思います!
実はこの場所、中学校と隣接している体育館で、一時は避難所としても使われていた体育館でした。
その体育館が今回のイベント主会場。
外にはキッチンカーが列をなし、イベントに色を添えます。
また、他にも釜石大槌地区の産直が軒を構え、新鮮な野菜が並びました。
他にも桜舞太鼓のブースやアイドルの写真を並べたブース、果物やスイーツを並べているブースなど、見ていてお腹が減る出し物が外を制覇。
僕が来た時には既に人の山が出来ていました。
そして、スタート前にのセレモニーとして、桜舞太鼓が景気よく一曲披露してくれました。
その太鼓の音を合図に、体育館が開場。
人の川が雪崩の様に体育館へ吸い込まれて行きます。
体育館の中は、2ステージになっており……と言っても、片方はステージの脇に作られた簡易ステージでしたが、体育館真ん中には祭り主催であるCOOPの商品や、他企業の商品など、多種多様に並んでいました。
また、大槌のキャラクターをメインにした縁結びのお守りや、鑑賞会の紹介や相談コーナーも設けられていました。
服などのコーナーには既に人の山が出来ており、服の取り合いまでは行きませんが、ご婦人方が服を楽しそうに選んでいましたよ♪
そんな様子を眺めながらステージに目を向けてみると、大槌の伝統芸能〝上京鹿子踊り〟が始まっていました。
迫力ある鹿子たちがステージを所狭しと踊っています。
その迫力に、観客からは歓声が沸き起こりました。
演技終了後、別なステージでは釜石のバンド〝マリンファイブ〟が綺麗なジャズを奏でます。
ステージ準備の間、〝マリンファイブ〟さんが演奏すると言う本当の2ステージ制。
曲目は〝ゲゲゲの鬼太郎〟など、大人も子供分かる曲をジャズアレンジした曲を披露。
ビデオカメラに録画している人や、写真に収めている人など色々いましたね♪
メインステージでは〝桜舞太鼓〟が演奏を披露。
2曲の予定でしたが、観客からアンコールの声が上がり、3曲目を披露!
会場のボルテージは一気にマックスに。
演奏終了後、惜しみない拍手が会場を包みました。
次のステージは子供がテンションマックスになりました。
その訳は、NHKで放送している〝おじゃる丸〟のショー!
ショーが終わり、おじゃる丸との握手会があり、ステージ前はいったん静かになります。
しかし、その後に待ち構えていたのは、以前に番組でも取り上げた〝太平中学校のよさこい〟です。
よさこいの音楽が鳴り始めると、会場に人が戻って来ました。
中学生の『お願いします』の声で音楽がスタート。
舞っている途中でアクシデントがあったらしく、ちょっと止まってしまった所があるのですが、そこは気合でカバーした中学生達。
最後は組み手とアクションを魅せ、会場を沸かせました。
僕が居たのはここまででしたが、この後もおじゃる丸のショーが行われたり、釜石商工による虎舞が披露された筈です。
会場を出ても、人々の熱気はそのままでしたから、最後まで盛り上がったと思います。
番組でもご紹介した内容をここまで一気に見れるのも滅多に無いので、ステージを一人の観客として見ていた僕なのでした(笑)
次にシープラザ遊で行われた〝『笑顔を明日の力に』夢・元気・ふれあいフェスタ〟のご紹介です!
01日もココでイベントが開かれていた訳ですが、02日もイベントが開かれていました。
その名も〝『笑顔を明日の力に』夢・元気・ふれあいフェスタ〟。
時間も11時から19:30までの長丁場なイベント。
僕が居たのは少しの間でしたが、その間のイベントについてご紹介しましょう!
中妻体育館からシープラザ遊に移動して来て最初に見たのは、色々な乗り物……三輪車や一輪車、前タイヤが大きい自転車など……が走り回れる特設サーキットの様なモノ!
コーンでコースが作られており、子供達がその中で楽しそうに遊んでいましたよ♪
その様子を横目にしながら中を確認します。
ステージでは、作芸人磨心さんによる〝ワンマンオーケストラ〟が披露されていました。
この方の凄い所、それはミニドラムを背中に背負い、エフェクトを駆使しながら、本当に一人で全部をやってしまう所です。
足にはエレクトーンなどで使われるベースキーが置いてあり、背中のドラムとはコードとゴムで繋がり、動作一つでドラムを鳴らせる様になっていました。
エフェクターも多種多様に用意されており、エレキでピアノを出してみたり、アコギを出してみたり、パイプオルガンを出してみたり、と色々な事をしていました。
会場を沸かせたのは、一人でハモル!
エフェクターを使ったやり方なのですが、歌が上手いので本当に一人でハモッている様に聞こえます。
この芸を見たと時、心底すげぇーと思いました。
その演奏を聴きながら会場を回ります。
トン汁の炊き出しや、蕎麦を配布したり、子供が遊べる空間も設置されていました。
ストラックアウトやサッカーナイン、射的や輪投げなど等。
こちらも景品付きでゲームをしていましたよ♪
お昼を食べる為に一旦会場を離脱。
その後、また会場へ足を運ぶと、外ではマジックショーが開かれていました。
車が来ると、手品の途中でも人を誘導して怪我をさせない様にしているのは、流石プロだなと思いつつ、そのまま鑑賞。
後に名前など確認したらキャシさんの〝コミカルトークマジック〟との事。
最後に見せたロボットダンスなど結構凄いのですが、その凄い所を隠しながらマジックをして観客を笑わせるのは流石だなぁーと思いました。
外のマジックを見た後にステージに戻ってくると、そこではお手玉を使ったジャグリングをしていました。
最初は普通のジャグリングだなーと思ってみていると、段々と難易度が上がった技を行い、最後は人を弾き付けて目を離させなくされていました。
僕も普通に見てたし……(汗)
紐と丸い玉を使ったジャグリングで人から歓声を受けていたこの人。
〝小次郎〟と言う方らしく、最後は炎を使ったジャグリングを魅せて下さいました。
そして炎のジャグリングも終わったと思ったら、口に燃料を含み、観客にカウントダウンをさせて……。
後はお分かりになると思います。
口から思いっきり炎を吹き出していましたよー。
僕が見てる場所も少し暖かい風が着ました。
あれ、傍でやってる小次郎さんは、凄く暑いだろうなぁーって思います……。
ジャグリングが終わり、今度は小さいピエロの登場です!
その名も、〝ミニミニサーカス・コチャッピーJUN〟さん!
この方、本当に小さい方で、身長も150cm無いと思います。
最初は簡単なダンスから入って行き、観客を引き込み始めます。
途中、マイケルジャクソンの曲に乗って、ダンスをコピーし、ムーンウォークなども披露!
会場から拍手が送られます。
ダンスから魅せる内容はエスカレートしています。
客席から観客をステージに呼び込み、出演者と観客が一体となってステージを作り上げていく手法。
それでも芸は凄くて、見てて全然飽きないのです。
ミニミニサーカスと言うだけあって、ライオンの輪潜り等も披露!
でも、ライオンはライオンでもライオンの縫いぐるみでしたが……(笑)
しかし、ただの輪潜りではありません。
ある装置の上にライオンを置き、JUNさんがジャンプして飛ばすのですが、これが一回で成功!
もちろん会場から拍手は止みません。
最後は板を三角形の様に配置し、平らな板を置いて、さらに上へ三角形の様に板を配置。
一番上で、丸い転がるのを置いて、さらに上には平たい板。
様は、平均台の様なモノが三角形の天辺に出来上がっていました。
背の高い観客の力を借りて、一番上まで上り、平均台の上に乗ってバランスを取りながらジャグリングを魅せるJUNさん。
やっぱり、最後の大技にも惜しみない拍手が会場を包みましたです♪
ちなみに〝見せる〟を使わないのは〝魅せる〟が妥当だと思っての事です。
僕達は、芸を見せてくれるアーティストに〝魅せられて〟いたと思ったのですよ♪
なので今回は〝魅せる〟を使っていますです♪
大道芸のステージが終わった後、釜石オリジナル歌謡同好会によるステージが行われました。
その名も、〝『「絆」心は一つ・震災復興がんばろう釜石』復興支援歌謡コンサート〟
マッシュさんをはじめ、歌謡同好会の方々が自慢の歌声を披露して下さいました。
最初はボーカリストによる歌声を披露。
大槌在中の演歌歌手〝小松清一〟さんや、同好会のメンバーで〝吉田守〟さんがステージに上ります。
曲は、会場でも1000円以上の寄付をしてくれた方に無料配布していたオリジナルCDの中から歌ってみたり、橋野高炉跡の歌だったり、震災の思いを詠った歌だったりと、それぞれの思いを胸に抱きながら歌っていたと思います。
ステージ最後はステージを見ている人全員で大合唱!
ステージにはギター・ベース・エレキ・ピアノの担当をしている方とマッシュさん、小松清一さんが上がり、『上を向いて歩こう』『ふるさと』の2曲を全員で合唱してステージは終了しました。
そして忘れては行けない。
実はこのステージイベントの同好会部分のMCを担当したのが、我やっぺしのパーソナリティーである大堀くるみでした。
本当、お疲れ様でした♪
僕はこの後に行われたじゃんけん大会の途中までいたのですが、見に来ていたお客様は、上に書いた生協まつりと一緒で笑顔でした。
昨日のイベントでもある復興LIVEの方も仰っていましたが、「短い間でも、嫌な事を忘れてもらえれば嬉しい」と言う言葉。
本当にその通りだなと思いました。
イベント会場に来た人に話を聞くと、一様に「楽しかった」と答えが返って来ましたが、「こう言った各種イベントがあるから楽しく居られるかも知れない」と言ったお客様もいらっしゃいました。 また、「震災がなければ、こんなにイベントはやってくれない」と言う人も。
共通して、『イベントで楽しくしたい。盛り上がりたい』と思っているのは、誰しも同じなのかなぁーと思いました。
今回、こうしたイベントを立て続けに取材して思ったのは、イベントをする事で救われる人も居るし、町が活性化して潤うのではと思ってしまいました。
釜石は震災後、特に娯楽が少なく、外に出たくても出れない人も居ます。
そんな中で、こうしたイベントが開催されるのは、人々の心にも〝何か〟が生まれるのかなぁーと。
その〝何か〟は上手く言葉で言い表せませんが、奥底にあるモノを引き出される様な感じでしょうか。
お祭りをはじめ、心が躍る様な事があれば、釜石は震災に負けじと色々とやって行けるなぁーって思った二日間でした!!
今後のやっぺしも、聴いてもらっているリスナーに〝楽しさ〟と〝釜石の今〟をいっぱいお届け出来る様に頑張りますので、宜しくお願い致します!!!
もちろん、番組で出来ない部分は番組ブログで随時報告して行きますので、こちらも宜しくお願い致しますね♪
以上、10月02日に行われたイベントレポートでした!!
みきさー