シープラザ遊
 2011年10月01日。
 昨日はイベントがいっぱいありました。
 2011年10月02日。
 今日もイベントが沢山ありましたよ♪
 
 そんな訳で、2011年10月01日のイベントリポートから行って見ましょう!!
 
 まず、シープラザ遊で開かれていた『体験。子ども遊びンリック』と言うイベントへ!
 ここの会場では釜石のボーイスカウトがメインとなって、子供達に色々な体験をさせようと言うイベントです。
 僕が行った時は始まったばっかりだったのですが、結構な子供と大人と言うか家族が参加されていました。
 木の棒にパンの生地を巻き付け、それを炭火の上で焼くと言う作業工程だったのですが、子供達は火に気をつけながら、楽しく作業をしていましたよー。
 
パンを焼いているよ!
 子供達の様子を少し見ていたのですが、知り合いに会うと自分から友達を誘い、友達どうしで興味のある場所へと楽しく駆けて行く。
 そんな光景がありました。
 大人達も、子供の笑顔に釣られて楽しそうに作業をしたり、子供と一緒に食事を食べていたりと、楽しい一時を過ごしていたと思います。
 
 パンを焼くコーナーの他にも、丸太を切るコーナーだったり、お手玉を投げて狙った場所に当てるストラックアウト的な物や、布で作られたテントが公開されていたり、パネルに写真を掲載したコーナー等など。
 後は炊き出しなどもありましたね!
 知り合いの方も子供さんと一緒に遊びに着ていたりしましたっ!
 
 アミューズメント系が無い釜石にとって、今回のイベントは本当に何もかも忘れて楽しめる一日になったと思います♪
 
 とりあえず、遊べる場所が欲しい釜石です!!(待
 
会場!
 次に上中島仮設住宅前で開かれた『復興、負けねぇ~ぞLIVE』についてのレポートですよー!!!
 
 大槌や釜石のバンドで、復興を応援するこのLIVE。
 仮設住宅に入っている方を音楽で応援したいと言う思いから、想いを一緒にする有志一同で開かれました。
 仮設住宅の前でやる事については、本当に四苦八苦されたとの事。
 そんな想いの篭ったLIVEの様子をリポートしたいと思います。
 
 シープラザ遊からLIVE会場である上中島仮設住宅前の公園に着いたのは開演の5分前。
 12時から開演なので、ギリギリに会場入り。
 しかし、リハをまだしていた状況だったので、会場に来ていたキッチンカーでお昼を買う事にして、『乾杯』さんのサーロインステーキ丼(500円)を購入し、公園の中に設置してあるテーブルでお昼ご飯!
 クレープを提供している『よつばや』さんも居たのですが、今回は未購入。
 でも、『よつばや』さんのクレープも美味しいので、是非ご賞味あれ♪
 各クレープ400円で、お勧めは『ハムチーズ』
 
 話を元に戻して、サーロインステーキ丼を食べているとリハーサルも終わり、本番に入るアナウンスが聞こえ急いで食べ始めるが、せっかくの外でLIVEだし天気も良いし、音楽を聴きながら食べるご飯も格別と思い、そのままゆっくり食べる事にした僕(ぇ
 
○12時04分~ ⇒ イベント開始
絵本と子供
 最初は揃っているアーティストの皆さんと会場に居る皆さんで合唱大会。
 運動会が重なっていた当日、スタッフさん曰く、お客さんがいるか心配だったけど、揃ってくれて嬉しいとの事。
 お弁当を食べながら、『上を向いて歩こう』『ふるさと』を聴いていましたよ♪
 
 お客さんが座るブルーシートの上には、絵本が大量においてありました。
 小さなお客様が手に取って読んでいたり、お気に入りの絵本をもって行ったりと色々でした。
 
○12時09分~ ⇒ トゥールヌソル・ミュージック・ハート
 トゥールヌソル・ミュージック・ハート、略してT・M・H。
 ピアノのスクールで先生をやっている方々3人が琴の演奏を始める。
 実はこの方々は、老人ホームなどでの慰問ライブもしていたとの事。
 その音に聞き惚れながらご飯を食べていると、スタッフの方から声を掛けられ、前で見る様に進めてもらいました。
 しかし、ご飯を食べながら前で見るのは流石に失礼と思い、ご飯を食べてから行きますと一言。
 
 ご飯を食べた後は、取材活動を開始!
 実は、突撃取材だったので、どうしようかなぁーと思っていると、スタッフの方からお声を掛けて頂きました♪
 本当にありがとうございます♪
 
 琴の演奏を聴きながら、スタッフさんや詩音屋のまささん、ギタリストのISOICHIさんなどからお話を伺います。
 突撃取材だったのにも関わらず、皆様、本当にありがとうございました♪
 
 スタッフの方は……、
 
「仮設でやると言う事に意味がある。今後も仮設住宅の談話室などを利用して音楽を届けて生きたい」
 
 ……と話していました。
 また……、
 
「仮設の最後の一人にワンマンライブをしてあげたい」
 
 ……ともおっしゃっていましたよ♪
 それだけ、今回のLIVEの意味が大きいと言う事。
 その一回目のライブの現場に居られたと言うのは大きいと思います。
 スタッフの方と一緒にT・M・Hの演奏を聴きながらのインタビューでした!
 
○12時45分~ ⇒ 白雪姫と3人のおどっつぁん
 元々は別のバンド名で活動を行っていたのですが、今回のライブに関してはこの名前との事。
 クラリネットやピアノ、ベースやギター等、色々な楽器を出してのライブでした。
 曲目は、新しい曲から歌謡曲、演歌と富に飛んだ内容で、約一時間のLIVEでしたよ♪  編成的には、一番多い編成でした!
 
○13時40分~ ⇒ むーみんず
 エレキ一本とギター2本の大槌から来たバンドです。
 やはり、ここのバンドも普段はドラムの人もいたりと編成人数が違うとの事。
 今回は3人での出演でしたが、エレキとギターを上手く使い、会場のボルテージを上げていました!
 洋楽や邦楽を披露し、途中、綺麗なハーモニーも魅せてくれたむ~みんず。
 会場も一体となって〝音〟を〝楽〟しんでいましたよ♪
 
○14時09分~ ⇒ 詩音屋 まさ
まささん
 ギタリストISOICHIさんの繋がりで、北九州市から来たまささん。
 実は釜石は北九州市役所の方々からの応援を頂いております。
 その事を話したら、まささんもご存知で……、
 
「凄いですよね。繋がりって……」
 
 ……激しく同感です。
 元々、子供園で音楽プロデューサーをしているまささん。
 まささんが作る曲も子供と一緒に歌う曲など、子供が関わる曲が多いそうです。
 
「子供を守り、支えたい、それが僕の使命」
 
 そう語るまささんは、釜石に向かう車の中で泣いてきたとの事。
 釜石に来る事を数字に例えて『半年と21時間』と仰っていました。
 それだけ、今回のライブはやっと皆に音楽が届けられると思いがあったし、子供園の子供達や理事も二つ返事で送り出してくれたそうです。
 北九州から二日間かけて来たまささんは、オリジナル曲をメインに会場と一緒に楽しそうに歌っていました♪
 
○15時33分~ ⇒ ISOICHI
イソイチさん
 ラストは関西出身のさすらいギタリスト。
 ムードのあるスライドギターを披露したり、会場を一瞬で『ISOICHI WORLD』を展開!
 時間の関係で2曲までしか聞けませんでしたが、夜の街をイメージする様な楽曲を披露していました。
 曲を聴きながら、飲みたい感じですね。
 アルコール類は販売されていませんでしたので、残念がっている人もいました(苦笑
 
 また、ISOICHIさんの趣味は釣りらしく、雑誌で連載もしていたとの事。
 釜石にも20回以上訪れており、釜石の釣り人には関西のプロと言われていたとは本人談。
 
 震災後に来るは今回が初めて。
 
「実際に宮古から45号線を下って来たけど、言葉が見つからない。知っている土地だけに……」
 
 その時の表情は、本当に辛そうでした。
 そんな辛さを出さずに、久しぶりに会う音楽仲間と酒粕を飲みながら楽しそうにお喋りをしていましたね!
 
 そんな訳で二つのイベントレポートをお届けしました。
 今後、10月10日にキッチンカーとのコラボでライブを開いたりと忙しくなるとの事。
 皆さんもLIVEに行かれては如何でしょうか。
 
 以上、10月01日に行われたイベントレポートでした!!
  みきさー