岩手県内で第1号!の仮設店舗が出来ました
名付けて『復興天神15商店街』
9月のはじめから準備が整ったお店より営業を再開していますが
先日16日にはオープニングセレモニーが行われて正式にしました。
こちらは中小企業基盤整備機構が整備した仮設店舗です。
場所は釜石市の天神町なのですが、
震災後は避難場所になっていた旧釜石第一中学校を背に
今は目の前に仮設住宅が並んでいるところです。
建物はA棟B棟の2つにわかれていて、それぞれ2階建て軽量鉄骨造り。
津波でお店を失ってしまった釜石市の東部地区の商店が
合計15区画16店舗が軒を連ねています。
(1区画に2店舗開いた事業者もいるので)
1区画はおよそ30平方メートル。
今後2年間は無料で貸し出しするとのことです。
エプロン姿がトレードマークの
『復興天神15商店街』の会長 丸木宏之さん
丸木さんは元々浜町にあった丸屋商店のご主人さんです。
この仮設店舗でも置いている商品は
コーヒー豆やモロゾフのクッキー・チョコレート
浜千鳥のお酒など浜町にあった時のお店と変わらず
お店に入るとコーヒー豆の香りが~
今までの商店と仮設商店の違いは
すぐお隣もお店なので、貸し借りしたりと助け合って
協力しあえる楽しい商店街になっているそうです。
お客様もいろいろなお店が見られるので
前と違った楽しさがあるみたいですよ。
この仮設店舗は1店舗それぞれ30平方メートル。
大体20畳くらいの広さです。
どのお店も壁紙は同じなんですが、
内装はお店それぞれ。
個性が出てますよぉ~
↑学校のような感じの廊下。
その廊下に外が見える窓があって、
その窓を開けて外のお客さんに
お茶でも飲んでって~と声をかけている姿が
なんだかアットホームでした。
丸木会長は、この先不安もあるけど、
今はお店が再開できたことに感謝している。
これから明るくて楽しい商店街になっていけばいいなと仰ってました。
<お店の紹介>
(A棟)
おいかわ歯科医院仮設診療所・丸庄自転車商会
新里商店・丸屋商店・白百合書店
アトリエ金と銀&山崎音楽事務所
おしゃれサロンケン・鍼灸カッサ阿部
サウンドリアス・マコ美容院・DAN
(B棟)
喜久舎・黄遊・日美画房・西円タクシー
今後も順々に釜石市内11ヶ所に仮設店舗が出来ていく予定とのことです。
☆SHIHO☆